日本経済新聞Web(2011/7/25付)に、M2Mクラウドについて、長文の記事が掲載されています。M2Mプラットフォームサービス、分野別の事例、国際競争力の観点から、M2Mクラウドの意義と重要性が述べられています。
LINK: 日本経済新聞
“M2Mクラウドは、接続される機器やセンサーの認証、セキュリティーの確保といった機能を備える。大量のデータを蓄積して後から分析するだけでなく、「今、起こっていること」にも対応するためにリアルタイムにデータを処理する機能や、その分析結果による制御指令の送出までを自動的に処理するワークフロー機能も装備している。”
“従来は、目的ありきで、必要なデータしか収集してこなかった。これからはデータありきで、それらの組み合わせによって新たなアプリケーションが考えられるようになる。すべてのデータを自ら集める必要さえなくなるし、手元にあるデータの価値すらも大きく変化する。”
“M2Mクラウドの整備は、ようやく具体化してきた段階だ。無線を使った制御の仕組みはもとより、クラウド側でも大量データをどう蓄積し、組み合わせて処理するためにどう保持していくのかなど、解決すべき課題は少なくない。しかし、M2Mクラウドというインフラの姿が見えてきたことで、スマートシティやスマートグリッドといった新しいアプリケーションの設計・開発方法に一つの道筋を付けることは間違いない。”