InterComms Issue-15の記事に、TIA(U.S. Telecommunications Industry Association; 米国通信工業会)における、M2M標準化活動の内容がまとめられています。
LINK: InerComms LATEST ISSUE -> Development -> U.S. Telecommunications Industry Association
LINK: Application Led, Application Leaders(PDF)
<要約> 2009/12、TIAに、TR-50 Smart Device Communications (SDC) Engineering Committeeが設置され、M2Mに係わる標準化活動が開始された。ZigBeeやRFIDなどM2Mに係わる標準活動は多いが、TR-50では、アプリケーションレベル及びミドルウェアの視点で、M2M標準化に取り組む。特に、異なるM2Mアプリケーションで利用できる共通データフレームワークの標準化が重要と考えている。標準化ドキュメントとしては、SDC用語集を2011年春または初夏にリリースを予定している。続いて、SDCのためのリファレンス・アーキテクチャを標準化していく。TIA内では、TR-48(Vehicular Telematics)、TR-49(Healthcare ICT)などと連携していく。また、2010年8月に北京で開催されたGlobal Standards Collaboration (GSC)-15において設置するとこが決まった M2M Standardization Task Force (MSTF)の場で、他標準化団体のM2M標準化活動と連携していく。
<補足>MSTFの第1回ミーティングは、TIA 2011: Inside the Network(2011年3月)において開催されたようです。
⇒ TIA Machine-to-Machine (M2M) Standardization Task Force to have 1st Meeting during TIA 2011