-AI/IoTの最先端研究開発とムーンショットを
狙うベンチャー企業の活動紹介)ー
主催:NPO法人M2M・IoT研究会(URL: https://www.m2msg.org/ )
1.開催趣旨
M2M/IoTの分野は、周辺技術と融合して、さらなる発展が期待されます。M2M/IoTにより収集されたビッグデータとAI技術による認識・評価・分析技術によりますます応用分野が広がり、新しいイノベーションが注目されています。今回は、AI/IoT分野の最先端で活躍されている大手企業、大学、ムーンショット(※)を狙うベンチャー企業の方々に、それぞれの分野での最新の取り組み状況と今後の動向等について、ご講演をいただくことに致しました。是非、ご参加をお願いいたします。(※ムーンショット:破壊的イノベーションの創出を目指し、従来の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発を指す)
参加申込みページへ
2.開催要領
(1)日時:2019年10月5日(土)、13:00~17:20、交流会 17:50~20:00 (受付開始12:30)
(2)会場:鎌倉芸術館 集会室 :JR大船駅(南改札東口)より徒歩8分
URL: http://kamakura-arts.jp/ TEL:0467-48-5500
(3)参加費:セミナー:M2M・IoT研究会会員1,000円、非会員2,000円、
学生無料
交流会:参加者3,000円(学生無料)
(4)参加申し込み方法:ご参加の申し込みは、 M2M・IoT研究会ホームページのこちらから、または事務局宛メールでお申し込みください。メールで申し込みをいただく場合は、メール本文に、①氏名、②メールアドレス、③参加区分(会員、非会員、学生)、④懇親会参加の有無、の明記をお願いします。
・NPO法人M2M・IoT研究会事務局メールアドレス: contact@m2msg.org
・NPO法人M2M・IoT研究会ホームページアドレス:https://www.m2msg.org/
尚、当日NPO法人M2M・IoT研究会への加入も受け付けております。
3.プログラム
司会 M2M・IoT研究会副理事長・技術専門部会長、
サイバー大学教授 清尾 克彦
・プログラムの紹介・・・13:00~13:05
Ⅰ M2M・IoT研究会理事長挨拶と活動状況報告
・・・13:05~13:30(25分)
NPO法人 M2M・IoT研究会理事長 小泉 寿男
Ⅱ 講演
(1)講演1・・・13:35~14:25(50分)
「三菱電機のAI技術/Maisartの取組み紹介」
三菱電機(株)情報技術総合研究所 知能情報処理技術部
知能情報応用技術グループマネージャー 井須 芳美氏
<概要> AI技術とは、「識別・理解」、「診断」、「予測・推論」、「計画」、「最適化」といった人間の知的活動をコンピュータで実現する技術です。近年、演算装置の高性能化やIoTの進展により機器から多くのデータを取得し、処理する環境が整ったことでAI技術が実用段階に入っています。当社では、演算量を削減し、機器に容易に搭載できるようなAIのコンパクト化など、全ての機器をより賢くするAI技術の開発に取組んでいます。本発表では、三菱電機が取組むAI技術「Maisart」についてご紹介します。
(2)講演2・・・14:30~15:10(40分)
「IoTとAIを活用した高糖度トマト栽培技術の紹介」
静岡大学 学術院 情報学領域 教授 峰野 博史先生
<概要> IoTやAIといった情報科学を活用して、農学はもちろん植物生理学や植物生態学の知見を得ながら、植物の状態を見極めかん水のタイミングを判断するAIを用いた高糖度トマト栽培技術について紹介する。
<休憩・・・15分>
(3)講演3・・・15:25~16:05(40分)
「農業、畜産へAI/IoT/ロボット活用の実践事例のご紹介」
株式会社ViAR&E 代表取締役 兼 岩手大学大学院
連合農学研究科 博士課程後期 市浦 茂氏
<概要> 現在、農業・畜産従事者の高年齢化が進み、後継者が不足が深刻である。本分野での匠の技の伝承と営農の省力化が急務である。新規就労者を増やす試みも進んでいるが、営農技術を短期間に習得することは容易ではない。近年のIoTの技術の発展でセンサーを使った状況の見える化技術と移動ロボットを活用したセンシングによる生育データの収集とそのビックデータを分析、活用、収穫作業の自動化へ向けた研究と事業化へ向けた試みについてご報告する。
(4)講演4・・・16:10~16:40(30分)
「”How the Home will be a Super-Computer”
- 「スマートホーム普及の条件とは」」
A2O株式会社代表取締役社長・Caspar(Brain of Things)
戦略アドバイザー 寺田 豊計氏
<概要> スマートホームという概念は20年以上前から有り、主に盗難防止や見守り等のセキュリティや省エネが対象となっていました。最近はネットワークに繋がった家電などをスマホや音声で操作できる機能が加わり、様々な機器をまとめて動かせる住宅も増えてきました(クラウド・コンピューティングベース)。将来的には人が操作をしなくても、家のAIスーパーコンピューターが住人の行動を学習・予測し自動的に動作する時代が来ます(エッジ・コンピューティングベース)。今回は米国シリコンバレーの同分野の最先端技術スタートアップBrain of Things(Caspar)社の取組みをご紹介させていただきます:https://caspar.ai/
(5)講演5・・・16:45~17:15(30分)
「AI研究開発と適用事例:企業の外注加工・仕入れデータ分析
への機械学習の適用と調達効率化」
ギルドラボ株式会社 代表取締役 早川 祐太氏
<概要> 生産プロセスがIoT技術により高度化していく中で、その原材料の仕入れデータや間接費のコスト管理はデジタル化が進んでおらず、紙で請求書や納品書をやり取りしている現場が多いのが実情です。当社では紙の帳票から仕入データを読み取り、更に細目を自然言語処理+機械学習により分散表現という意味を表すベクトルに還元しクラス分類することで調達費目のデータベース化と半自動分類を助け、調達プロセスの高度化を試行しています。
・講演会終了の挨拶 ・・・17:15~17:20
<交流会準備・・・30分>
・交流会 ・・・17:50~20:00 (鎌倉芸術館 集会室)
ご講演者と参加者の交流の場ですので、多数の方のご参加をお願い致します。
以上