本研究会会員である長野 鉄明氏、岡崎 正一氏、堂坂 辰氏、秋山 康智氏の4氏は、予てより論文博士の学位取得を目指して論文の執筆、学会論文誌への投稿、学会での論文発表等の努力をして来られましたが、所定本数の学会論文登録実績、論文発表実績を挙げられたので、昨年(平成30 年度)に東京電機大学大学院 先端科学技術研究科(先端研)の 論文博士課程学位の審査請求を行なっておりました。予備審査は本年1月の初めに行なわれました。長野氏は1月5日に北千住のロボメカ専攻で、他の3氏は1月8日に鳩山の情報学専攻で予備審査を受けました。論文発表に対して様々な質問・指摘事項があり、4氏ともそれら踏まえて論文内容を改善して最終論文を纏めて、最終審査・公聴会に臨みました。
(1) 長野氏の最終審査は、2月7日に千住のロボメカ専攻主催で行われ、合格しました。
学位論文名は 「産業機械のサーボ系開発におけるモデルベース手法も活用」です。
(2) 岡崎、堂坂、秋山の各氏の最終審査・公聴会は、2月12日に鳩山の情報学専攻で行われ、3氏ともに合格しました。3 氏の学位論文名は以下のとおりです。
① 堂坂氏「民生品 IoT システム開発における製品およびプロトタイプの第三者検証」
② 岡崎氏「IoTを活用した空間知能化システムにおける行動センシング方式の研究」
⓷ 秋山氏「プロトタイプ構築を基にした文系・理系に非依存の IoT 教育法とその実践評価」
(3) 4氏に対しては、3月18日(月)に武道館で挙行される東京電機大学の卒業式で学位が授与されました。おめでとうございます。
M2M・IoT 研究会の学生会員である安田晃久氏は、東京大学電子情報工学系博士課程を修了し博士号に合格 し、博士号資格を得ました。
学位論文タイトルは「機械学習を用いた稼働システムの異常検知手法」 である。おめでとうございます。