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“クラウド・ディバイスでは、新たな展開が可能だ。クラウド設計では、端末を販売するだけでなく、クラウド・データセンターで継続的にサポートし、ユーザーの好みに応じて最適な環境を提供することで、新たな商機を獲得できる。自社の製品だけでなく、他社の製品でも、クラウド・データ・センター経由で高機能を提供すれば新ビジネスが展開できる。”
“日本のメーカーはテレビやデジタル・カメラなど、それぞれの事業部が縦割り組織のまま、それぞれの製品をネットに対応させている。日韓のメーカーを取材して回ると良く分かるが、最大の違いは韓国メーカーが情報家電の設計をクラウド側から見始めている点だ。一方、日本のメーカーはまだまだ、端末への作り込み設計を重視している。もちろん、ソニーやパナソニックは主要製品のネットワーク対応を打ち出してはいるが、それはクラウド設計とはほど遠い。”