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“今までは計測できても分析や利活用の道が限られていた事柄でも、現在はコンピューティングパワーとビッグデータ処理技術などの発展により壁が取り払われている。M2Mの要素技術は現状でほとんど出そろっている。あと一押しで要素技術が適切に組み合わせられ、一段の飛躍と普及が実現しそうだ。これまでに語られてきたさまざまな未来像が、新世代M2Mの発展により続々と具体化していくことが期待される。”
“M2M普及の課題の1つが機器の低コスト化だが、ほとんどの場合で2.5G、3G、LTEなどの携帯電話の回線を利用しているため、この低価格化がカギになる。音声通話に比べM2M通信は極めて小さな通信量で済むため、同じ料金体系でなくてもよいのではないかという議論が国内外で起きており、今後はキャリアが対応を迫られることになるだろう。また海外では書き換え可能なエンベデッドSIM(ESIM)を利用できるが、国内ではできない。この違いは海外用、国内用の別の機器を製造することにもつながり、高コスト化が避けられない。”