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“機械や電気機器などの間でのデータのやり取りを自動化し、データを蓄積して各種の計測や制御を実現するためのM2M(マシン・ツー・マシン)。キーワードそのものは10年以上前からあるが、それを今ようやく実現できるデバイスやネットワーク、あるいは通信プロトコル、アプリケーションなどが出揃い、企業が利用できる幅も大きく広がってきた。では実際に企業はM2Mをどのように活用していけばいいのか。野村総合研究所 情報技術本部 イノベーション開発部 主任研究員の武居輝好氏が語った。”
“まずは自社のマシンデータをパートナー企業や信頼できる第三者に公開する。公開された側はその情報を用いて新しいビジネスを開発する。そうして新たなサービスが生まれると、マシンデータを提供した企業の周辺サービスも充実していく。これがサービスの差別化に繋がっていくことになる。”