LINK: [RBB Today]
“イノベーション開発部の城田真琴氏は、「データを集め・分析するだけでは意味はない」と断言する。「企業にとって重要なポイントは、ビッグデータをうまく分析して有用な知見を得てビジネスに活かすこと」。そして、「ビッグデータに絡んだビジネスをする場合はスマートデバイスやM2Mの要素が必要で、これらを総合して設計しないとうまくいかない」。”
“さらに城田氏は、ビッグデータを活用して成功している企業は、専任のデータサイエンティスト(データを分析する人材)を擁するなど、分析結果をビジネスに結びつけるための組織のあり方が重要になっていくと指摘する。またPDCAを高速に回すために、データ・アナリストとビジネス部門、Hadoop(Googleの分散処理アプリケーションの一種)エンジニアとが密接にコミュニケーションをとる必要性も説いた。”
“武居氏は「自社のマシンデータを公開することで、それを取り巻くエコシステムが構築されていく。パートナー企業やサードパーティベンダーに新たなビジネス機会を創出し、マシンデータの価値を向上させることも可能」と述べ、「マシンデータ活用の幅は今後さらに広がっていく。まずはできるところから始めるというのが大事」と初動の重要性を強調する。さらに収集した情報の可視化から、データを元にした予兆の発見、さらには機器の自動制御など、今後向こう5年でM2Mは大きく進化していくという予測も述べた。”