M2M研究会第3回専門部会セミナーのご案内
-M2Mの標準化動向とM2M応用事例-
1. 開催案内
(1) 日時: 2011年10月22日(土)
13:30~16:35(セミナー)、16:35~18:00(懇親会:セミナー会場)
(2) 会場:鎌倉芸術館会議室1(3F)<定員58名> (JR大船駅より徒歩約10分)
URL: http://kamakura-arts.jp TEL:0467-48-5500
交通・アクセスは、[こちら]をご覧ください。
(3) 参加費:・セミナー参加費: 会員1,000円、 非会員2,000円 (学生無料)
・懇親会参加費:1,000円
★当日入会可能★
(4) 主催:M2M研究会 技術専門部会、ビジネス応用専門部会
協賛:M2M研究会 教育専門部会、学術専門部会
(5) 参加申込み方法:[参加申込みフォーム]よりお申込みください。
2. プログラム(敬称略)
司会:技術部会 会長(サイバー大学教授) 清尾 克彦
13:30~13:40 | 会長挨拶 東京電機大学客員教授 小泉 寿男 |
13:40~14:20 発表(1) |
M2M関連標準化の動向 ~低リソース・双方向・マルチアプリケーション~ 東北大学 大学院 情報科学研究科 北上 眞二 エネルギー管理や遠隔監視などの様々な分野でM2Mの応用が進む一方で、ETSI、3GPP、IETFなどの標準化団体において、M2M関連の技術/インターフェースの標準化が進んでいる。「低リソース」・「双方向」・「マルチアプリケーション」の3つの観点から、M2M関連の標準化の狙いとその内容を解説する。 |
14:20~15:00 発表(2) |
屋内移動体の動線把握システム ~ZigBeeの電波強度による位置測位を中心に~ HIRO ICT研究所 樋口 雅宏 屋内移動体追跡は、環境に固定した追跡システムと移動ロボットなどに搭載し移動体を追跡するシステムに大別できる。ここでは、無線ネットワークを利用した固定位置測位環境型の移動体追跡システムを紹介する。病院、介護施設、オフィス、倉庫、工場などで、屋内を移動する移動体を、M2M技術を利用して追跡を行い、動線を把握するシステムについて紹介する。 |
1500~15:15 | 休憩(15分) |
15:15~15:55 発表(3) |
クラウド型遠方監視制御システムTinySCADAの試作 (株)アイエスイーエム 代表取締役 宮西 洋太郎 アドホックな遠方監視制御ニーズに応えうる小型、安価、汎用的なTinySCADA*を試作した。センサノードが設置される遠方側のインフラとしては、有線イーサネットとAC電源のみを前提としている。センサノードにはArduinoボードを、クラウド側のサーバはGAE(Google App Engine)を用いた。標準的には、ノード1台あたり、D/I:5点、A/I:5点、D/O:2点が可能である。ノードは9999台まで接続できる。また温度・湿度センサとして定評のあるセンシリオン社SHT71も接続可能である。*SCADA:Supervisory Control And Data Acquisition |
15:55~16:35 発表(4) |
M2Mに関する仮想実験環境の概要と応用事例 サイバー大学IT総合学部 教授 清尾 克彦 M2Mや組込みシステムの教育では、いろいろな装置をコンピュータに接続して物理的な環境下で演習や実験が行われてきたが、仮想化技術をベースにしたクラウドコンピューティングの発展により、仮想的な環境のもとでいつでもどこでも演習や実験を行える環境が整いつつある。このような仮想実験環境の概要と簡単な適用事例について紹介する。 |
16:35~18:00 | 懇親会:同発表会場にて(参加費:1,000円) |
以上