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[イベント開催案内]技術専門部会チュートリアル(2011/6/11、6/18)

*** 多数の方の受講申し込みありがとうございます。
  申し込み定員に達しましたので、
        申し込み受け付けを終了とさせて頂きます 。***

平成23年6月11日(土)と6月18日(土)の二回に分けて、M2M研究会 技術専門部会主催によるチュートリアルを開催します。M2Mのコア技術であるセンシングシステム技術の基礎について、この分野について専門外の人、予備知識を持たない人にも分かり易く、丁寧に解説する予定です。皆様の参加をお待ちしています。

 チュートリアルの詳しい内容、参加申込み方法については、下記のページを参照ください。
M2M研究会  技術専門部会チュートリアルのご案内



[イベント開催案内]M2M研究会総会・講演会(2011/6/3)

平成23年6月3日(金)に、M2M研究会の総会と講演会を開催します。講演会では、M2Mビジネスを展開中のバレーキャンパスンパス社から「M2Mシステムのビジネス応用の展開」について、また特別講演としてフィールドサーバによる農業情報モニタリングの研究開発を推進している独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構の平藤雅之先生から「フィールドサーバの概要」について講演を頂きます。講演会だけの参加も可能です。多数の方のご参加をお待ちしております。

M2M研究会総会・講演会の詳しい内容、参加申込み方法については、
下記のページを参照ください。
M2M研究会 総会・講演会のご案内

【終了】技術専門部会チュートリアル(2011/6/11,6/18)

M2M研究会  技術専門部会チュートリアルのご案内
「センシングシステム技術入門」

下記の通り、M2M研究会 技術専門部会主催によるチュートリアルを開催します。M2Mのコア技術であるセンシングシステム技術の基礎について、この分野について専門外の人、予備知識を持たない人にも分かり易く、丁寧に解説する予定です。皆様の参加をお待ちしています。

 ***多数の方の受講申し込みありがとうございます。申し込み定員に達しましたので、申し込み受け付けを終了とさせて頂きます***

1.開催案内

1) 日 時:1日目/2011年06月11日(土) 13:30~16:30
2日目/2011年06月18日(土) 13:30~16:30
※部分参加も可能です

2) 会 場: 藤沢市労働会館 第5会議室
(JR藤沢駅又は小田急線藤沢駅より徒歩10分)
URL: http://www.fujisawa-rodo.jp/access.html

3) 講 師:M2M研究会幹事(豊橋技科大特任准教授) 吉田 利夫
三菱電機(株)にてFAシステムの開発に携わる。
2008年度より豊橋技科大学に勤務。

4) 定 員:10名

定員10名を超える場合は先着10名とします。また申し込み者数が少ない場合には、開講しない場合があります。

5) 参加費:●M2M研究会会員及び学生・・・1,000円、●非会員・・・2,000円

6) 予備知識:特に必要ありません

7) 参加申込
本チュートリアルに参加を申し込まれる方は、参加申込みフォーム 又は事務局宛にメールでお申込みください。メールでお申込みいただく場合は、お名前、連絡先メールアドレスを記載ください(M2M研究会会員及び学生の方は、その旨を明記ください)。*** 受講者募集は終了しました***

★ 参加申込みフォームは、[こちら]をクリックしてください。
★M2M研究会の事務局メールアドレスは、contact@m2msg.org です。

8) 主 催:M2M研究会 技術専門部会

2.プログラム

■1日目/2011年06月11日(土) 13:30~16:30

13:30~14:20 イントロダクション
・センシングシステム入門
(Keywords:センシングシステム、デジタル信号処理、FIR、IIR
14:30~16:30
(途中で10分休憩)
デジタル音声処理・画像処理
・コンパクトディスク(CD)を事例にデジタル音声処理の解説
(Keywords:AD変換方式、符号化方式、EFM、誤り訂正方式、クロスインターリーブ)
・デジカメを事例にデジタル画像処理(画像データの圧縮・伸長方式)の解説
(Keywords:JPEG、DCT、ハフマン符号、MPEG)

■2日目/2011年06月18日(土) 13:30~16:30

13:30~14:50 組込みプロセッサ入門
・マイコンシステム・要素技術、DSP、FPGAの解説
(Keywords:パイプライン、CACHE、MMU、MAC、メディアプロセッサ、LUT、VHDL)
15:00~16:30 無線センサネットワーク入門
・無線センサネットワーク基礎とZigBee入門
(Keywords:IEEE15.4、デジタル変調、BPSK、スペクトラム拡散、DSSS、CSMA/CA、AODV)

[お問合せ先]      M2M研究会 事務局
E-Mail:contact@m2msg.org

教育専門部会セミナー(4/23開催)の終了のご挨拶

セミナー参加者及び研究会会員の皆様

あいにくの雨天にもかかわらず,学生25名,教員及び社会人 30名の方々がM2M研究会 専門部会セミナー第2回(教育専門部会) にご出席いただき,無事終了できました。有り難うございます。 そして,東日本大震災にもかかわらず遠路,岩手県からバスを 乗りついで発表に来て下さった学生さんもおりました。誠に有 り難うございます。

学生と企業技術者との間で,実機を交えて熱心な意見交換がで きたようです。学生のアンケートには 『口頭発表あとの制限時間が短い質疑応答と違い,質問者とじっくりと話し合いができるポスターセッションは,とても新鮮だった。』 との自由意見欄の記載がありました。

教育専門部会としては初のセミナーで不手際も多々あったと思っています。これら経験を生かし,今後もっと素晴らしい教育専門部会セミナーとなる ように精進してゆきたいと思っています。 引き続き,今後とも皆様のご支援のほど宜しくお願いいたします。

2011.04.25   M2M研究会
教育専門部会長 市村 洋

開会式(市村専門部会長)

 

 

 

 

 

会長挨拶(小泉会長)

 

 

 

 

 

教育専門部会セミナー会場風景

 

[予告] 平成23年総会・講演会を開催します(6月3日)

平成23年6月3日(金) 15:30~19:15、鎌倉芸術館(JR大船駅から徒歩8分)にて、M2M研究会の平成23年度総会及び講演会を開催します。講演会の終了後には懇親会も予定しております。

総会では、M2M研究会の平成22年度の活動報告および23年度の活動計画について説明します。講演会(17:15~19:15)では、2件のご講演を予定しています。1件目は、M2Mビジネスを展開中のバレーキャンパスンパス社から、「M2Mシステムのビジネス応用の展開(仮題)」について、2件目はフィールドサーバによる農業情報モニタリングの研究開発を推進されている平藤雅之先生(独立行政法人・農業・食品産業技術総合研究機構)から、「フィールドサーバの概要」についてご講演を頂きます。大変興味深いお話を伺えると思います。

講演会だけの参加も可能です。詳細は、近々ご案内を差し上げます。
多くの方の、ご参加をお待ちしております。

【終了】 平成23年度M2M研究会総会・講演会(2011/06/03)

平成23年度M2M研究会総会・講演会のご案内

6月3日(金)に、M2M研究会の平成23年度総会及び講演会(講演2件)を開催します。
総会では平成22年度の活動報告と23年度の活動予定説明を行います。講演会では、M2Mビジネスを展開中のバレーキャンパスンパス社から「M2Mシステムのビジネス応用の展開」について、また特別講演としてフィールドサーバによる農業情報モニタリングの研究開発を推進している独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構の平藤雅之先生から「フィールドサーバの概要」について講演を頂きます。大変興味深いお話を伺える機会です。講演会のみへの参加も可能です。多数の方のご参加をお待ちしております。

1. 日 時:平成23年6月3日(金)、15:30~19:15、懇親会は 19:30~20:30
受付開始 14:30より
2. 場 所:鎌倉芸術館集会室(3階) (JR大船駅東口より徒歩8分)
URL: http://kamakura-arts.jp/ TEL:0467-48-5500
懇親会会場:鎌倉芸術館内レストランパウゼ(0467-45-3140)
3.参加費:
M2M研究会会員:1,000円、非会員:2,000円、学生:無料
4.参加申し込み方法:

参加申し込み受付は終了しました。

5.プログラム:
(1)M2M研究会総会(15:30~17:00)
①会長挨拶             ・・・・・・15:30~15:40 (小泉会長)
②平成22年度活動報告と23年度計画について・・・15:40~16:00 (吉田幹事)
③各専門部会からの報告(16:00~17:00)
・ビジネス応用専門部会(樋口専門部会長)、技術専門部会(清尾専門部会長)
学術専門部会(辻専門部会長)、教育専門部会(市村専門部会長)
(2)講演会(17:15~19:15)
①「M2Mビジネスの展開-電力監視M2M-」・・17:15~18:00
飯田秀正会長横山繁盛副社長((株)バレイキャンパスジャパン)
・M2Mビジネス状況、システム開発ツール、
電力監視システムの事例について講演頂きます
②特別講演:「フィールドサーバの概要」         ・・・・・18:00~19:15
平藤雅之 研究領域長
・フィールドサーバの概要、展開事例について講演頂きます。
(3)懇親会(19:30~20:30)
会場:鎌倉芸術館内レストランパウゼ(0467-45-3140)
参加費:会員、非会員、学生とも 3,000円 です。

講演の概要

講演1. フィールドサーバの概要

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構
北海道農業総合研究センター 芽室研究拠点 畑作研究領域長
平藤雅之

農業や環境研究のために開発したセンサネットワーク(フィールドサーバ)のコンセプト、機能、実験・活用事例を紹介する。野外においては想定外のトラブルに見舞われることがあり、メインテナンスコストをゼロにすることは難しい。
また、データのストレージや公開にかかるコストも意外と大きい。一方、ユーザは膨大なデータに基づく様々なサービスをできるだけ低コストに利用したい。この問題の解決法として、センサネットワークのクラウド化(すなわち「センサクラウド」)について紹介する。

平藤雅之先生の所属及び略歴

(所属)
独立行政法人
農業・食品産業技術総合研究機構
北海道農業総合研究センター
芽室研究拠点 畑作研究領域長
(略歴)
1983年東京大学農学系研究科(現在,農学生命科学研究科)・修士課程修了。1995年農学博士(東京大学)。(独)農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター・フィールドモニタリング研究チーム・チーム長を経て、2011年より、北海道農業総合研究センター 芽室研究拠点畑作研究領域長。筑波大学大学院生命環境科学研究科先端農業技術科学専攻フィールドインフォマティクス研究分野教授(併任)。センサネットワーク(フィールドサーバ)、生物のモデリング,生物環境の計測制御、人間-植物共生空間(ミニ地球)などを研究。

★フィールドサーバについては、下記ホームページ等をご覧ください。

講演2. M2Mビジネスの展開 ―電力監視M2M紹介―

(株)バレイキャンパスジャパン 飯田秀正、横山重盛

世界的なM2Mシステムのメガトレンドに乗り、多くのM2Mシステムが実用化されようとしている。その一つであSmart Energy分野での実例を、実製品とともに紹介する。
弊社は、パートナ会社と協力し消費電力状況を監視できる『ワイヤレス電力計』及び『ワイヤレスM2Mノード』を開発した。開発した製品は、省電力近距離無線のZigBeeを使い『ワイヤレス電力計』と『ワイヤレスM2Mノード』間との通信を行い、『ワイヤレス電力計』が検知した消費電力データを、『ワイヤレスM2Mノード』を通じ、指定のサーバー等に送信するもの。
『ワイヤレスM2Mノード』は、ICT技術を結集した24時間運転対応のネットワークコンピュータであり、Javaチップ、通信ミドルウェア、SNMP(Simple Network Management Protocol)を搭載しており、リモート監視、リモートメンテナンス機能を提供している。1台の『ワイヤレスM2Mノード』で、約30台の『ワイヤレス電力計』を管理できる。また『ワイヤレス電力計』以外にも、各種センサーやデバイスを管理することができる。ネットワークインターフェースはZigBee、Ethernet、の他にWi-Fi(オプション)にも対応している。
『ワイヤレス電力計』は、最大15Aまで測定可能なタップ式と、最大120Aまで測定可能なCT(カレントトランス)式の2タイプを開発し、機器の消費電力から機器稼動監視を行う機能も『ワイヤレスM2Mノード』との連携で実現している。
計測項目は、電圧(実効値)、電流(実効値)、周波数(50/60Hz)、力率、積算電力量、期間内最大電力であり、上位のノードには積算電力量、累積期間内最大電力を送信する。
本システムは、ワイヤレス通信機能、リモート監視機能、リモートメンテナンス機能により安価な設置コスト、メインテナンスコストを実現した。

以上

「M2M関連ニュース・情報」ページの紹介

M2M関連ニュース・情報」ページに、M2M関連の有益なニュースや記事などを紹介しています。こちらの方も、是非ご覧ください。

  • [MYCOM] 次世代標準となったLTE – 問題はその上にどう付加価値をつけるのか
  • [現代ビジネス] クラウド・ディバイス — 日本の選択4/クラウド設計で、新たな物づくりを
  • [ITpro]「M2Mマーケットが急成長」—NTTドコモ山田社長がバルセロナで日本市場を紹介

…等

[イベント開催案内] M2M研究会教育部会セミナー(2011/4/23)

4月23日(土) 13:00-18:00に、こども教育宝仙大学(東京都中野坂上)において、M2M教育専門部会セミナーを開催します。セミナーのプログラムは[こちら]をご覧ください。セミナーに参加いただける方は、[こちら]からお申込みください。M2M研究会会員および学生の方の参加は無料です。非会員の方の参加料は3,000円です。皆様のご参加をお待ちしています。

M2M研究会  教育専門部会セミナーのご案内
教育専門部会セミナー[2011/4/23]参加申込みフォーム

【終了】教育専門部会セミナー[2011/04/23]

M2M研究会  教育専門部会セミナーのご案内

M2M活用学生実験・応用研究の実践-

1.開催案内

1) 日 時:2011年04月23日(土)  13:00~18:00 (懇親会18:00~19:30)
2) 会 場:こども教育宝仙大学 4号館401号室 TEL:03-3365-0267(事務部)
・東京都中野区中央2-3-26(http://www.hosen.ac.jp/kodomo/)
・JR新宿駅より丸ノ内線   中野坂上駅下車2番出口より徒歩約8分
→ こども教育宝仙大学の周辺地図は、このページの最後をご覧ください。
3) 参加費:M2M研究会会員及び学生は無料、非会員3,000円
尚、懇親会(飲物と茶菓子、アルコール飲料なし) は参加無料です。
4) 主 催:M2M研究会 教育専門部会
  協 賛:M2M研究会 ビジネス応用専門部会・技術専門部会・学術専門部会
(M2M 研究会ホームページアドレス: https://www.m2msg.org/ )
5) 参加申込み:
本セミナーに参加を申し込まれる方は、参加申込みフォーム  又は事務局宛にメールでお申込みください。メールでお申込みいただく場合は、お名前、連絡先メールアドレスを記載ください(M2M研究会会員及び学生の方は、その旨を明記ください)。

   ★ 参加申込みフォームは、[こちら]をクリックしてください。
★M2M研究会の事務局メールアドレスは、contact@m2msg.org です。

2.プログラム

13:00 13:03 開会挨拶
M2M研究会教育専門部会長
こども教育宝仙大学教授 市村洋
13:03 13:10 M2M研究会会長挨拶
M2M研究会会長 東京電機大学客員教授小泉寿男 
13:10 14:00 特別講演「がんの遺伝と遺伝子検査」
こども教育宝仙大学教授 恒松由記子先生
Li-Fraumeni 症候群(LFS)という稀ながん家系症候群は小児がんも含め乳がん、胃がん、脳腫瘍などあらゆるがんを発生しやすい。LFSの原因遺伝子探しのために1988年日米国際会議が開かれ、私も日本の数家系の事例を報告した。89年に米国留学の機会を得て感じたことは、米国では「症例や家系の記録・分析が周到で、疫学・数理統計学者の役割が重視されていること」であった。やがて、米国の分子生物学者と疫学者のコラボの成果としてLFSの原因はがん抑制遺伝子TP 53 の生殖細胞レベルの変異により起こることが突き止められた。1991年にはTP 53 の変異をがん発症前に検出して、がん体質の遺伝子検査を行うことの諸問題を討議する国際会議に招待された。本講演ではとくに遺伝子検査の問題について考えてみたい。
14:00 14:10 こども教育宝仙大学 学長挨拶と学園紹介
こども教育宝仙大学学長 池田祥子先生
14:10 14:50 宝仙学園及び宝仙寺見学
案内 市村洋・石原正仁
大学4号館(会場)→小学校→中学・高校→宝仙寺境内→幼稚園→大学
14:50 15:00 休憩
15:00 15:50
(1 7分× 7 件)
研究概要説明
・・詳細説明、Q&Aは15:50から各ブースで行います・・
① 地理情報を利用したセンサネットワークの可視化システムの試作
岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科修士2 年澤本潤研究室浅川和久
概要:近年、センサネットワークの研究が注目されている。例えば、各種トレーサビリティシステムや環境計測、医療・福祉システムなどがある。しかし、センサノードで取得したセンサデータを可視化するためのアプリケーションの開発が必要であったり、開発するための学習コストがかかるといった問題がある。本研究では、特定のプログラミング言語やセンサノードに依存しないセンサノードのためのサーバアプリケーションとソフトウェアライブラリを開発した。また、開発したサーバアプリケーションとソフトウェアライブラリを利用して地理情報を利用した可視化アプリケーションを試作した。
IH クッキングヒータから発生する超音波騒音に関する検討
サレジオ工業高等専門学校 専攻科生産システム工学専攻1年 米盛弘信研究室 藤原章裕
概要:近年、オール電化住宅の普及等により火を使わないIH クッキングヒータ(以下IH)の需要が増加している。しかし、IH を使用中に頭痛や吐き気などをもよおすといった症例が報告されている。この原因として、現在では電磁波が問題視されているが、電磁波が症状の原因であるか否かは未解明である。我々は、先の研究においてIH から高い音圧レベルの超音波が発生していることを発見した。高い音圧レベルの超音波は、IH 使用時と同様の症例が報告されている。そこで、症状の一要因として超音波が指摘できることを報告してきた。本発表では、IH から超音波が発生する原因を追究するために各種実験を行い、その結果から発生メカニズムの考究を行ったので報告する。
③地域医療支援システムにおけるコンテキストモデル
東海大学大学院 工学研究科情報理工学専攻 修士2 年 辻秀一研究室北條史教
概要:地域医療のM2M システムを対象としてコンテキストモデルの提案を行う。地域医療支援システムは、地域医療を行う医師や看護師の活動を支援することを目的として、診断に必要とされる患者の体温や血圧などの情報を遠隔から在宅にて計測、収集し、さらに患者の状況により収集データを制御するものである。これにより診察や看護をより円滑に行うことができる。コンテキストモデルはこのシステムにおいて患者の状況判断をする際の枠組みとなるモデルである。
④ アクティブRFID タグの電源における熱電変換素子を用いたバッテリレス駆動方式の有効性に関する検討
サレジオ工業高等専門学校専攻科生産システム工学専攻2年 吉野純一研究室 野上諒
概要:日常の子どもの安否確認,あるいは災害時における人の安否確認は重要である.各自がアクティブRFID タグを所持していれば,この安否確認が容易,かつ確実となる.このアクティブRFID タグの電源にはリチウム電池が用いられている.そのため電池の寿命が尽きると交換等のメンテナンスが必要である.熱電変換素子は,温度差を与えることで発電することが可能であり,エネルギー・ハーベスティング技術として注目を集めている素子である.本稿では,熱電変換素子を用いたバッテリレス駆動方式を提案し,実測と気象統計情報に基づく温度差シミュレーションの2 っの視点からアクティブRFID タグの電源として有効であるかを検討した.
⑤ 熱電変換素子と太陽電池を用いたハイブリッド電源供給方式によるRFID 駆動に関する検討
サレジオ工業高等専門学校 専攻科生産システム工学専攻1年 吉野純一研究室 大和田光太郎
概要:災害時における被災者の安否確認は重要事項である.個人がアクティブRFID タグを持って電波を発信していれば,安否確認は容易に行える.アクティブRFID タグは、電波を発信させるために,リチウム電池を使用し駆動している.しかし,電池の寿命で交換などのメンテナンスが必要となってしまう.そこで,温度差で発電が可能な熱電変換素子,光で発電が可能な太陽電池でメンテナンスの必要ない恒久的駆動を考えた.本稿では,熱電変換素子と太陽電池を用いたハイブリッド電源供給方式を提案し,実測値と気象統計情報を使用したシミュレーションの2つの観点からアクティブRFID タグの電源として有効であるかを検討した.
⑥ コミュニケーションロボットを活用した高齢者のための漢字学習システム
創価大学工学部 情報システム工学科3 年 前創価女子短期大学 現代ビジネス学科 亀田多江研究室 市川純子
概要:近年のロボット研究において,人間の良きパートナーとしてのロボットが求められおり,高齢者の生活を支援する技術の研究が様々に進められている.本研究では,高齢者へのヒアリングを通して高齢者のコミュニケーションロボットに対する「人よりも信頼感を持てる」という評価を得て,高齢者の生活支援に活用できる可能性を確認してきた.また,多くの高齢者は戦争を経験しており,学問に対してのニーズも大きいことが分かった.本発表では,コミュニケーションロボットPaPeRo を活用し,人と人とのつながりを築きながら漢字学習ができるシステムを提案する.提案システムの漢字学習教材には,家族や見守り者から高齢者に送られるメッセージを利用する.
NeuroSky を使った教育へのフィードバックの試みとその研究
湘南工科大学 吉田幸二研究室 大学院修士1 年 坂本佑太 情報工学科4 年 田中祐希
概要:NeuroSky の脳波センサーを用いて装着者の行動状況と脳波を比較し、結果をフィードバックさせることで、効率的な教育環境を構築することを目的としている。NueroSky の特徴は一般の人々が、簡単に使えるようになっていることであり、なおかつ得られた脳波が何を意味するのかわかりやすい設計になっている。測定できるのはα波、β波、θ波、δ波、を読み取り、「集中度」と「リラックス度」を見ることが出来る。その特長を生かし、対象者がある行動下で、何に対し強く集中できるか、または逆にリラックスできるかを調べることが出来る。本研究では、この脳波データを視覚的わかりやすくおこなっているプログラムの実施例と今後作成予定のプログラムについて解説する。
15:50 18:00  各ブースにて発表①~⑦のプレゼン、デモ
・パネルプレゼンテーション(模造紙)
・デモストレーション(実験装置等)
18:00 閉会挨拶
M2M研究会教育専門部会長 こども教育宝仙大学教授 市村洋
18:00 19:30   懇親会

★こども教育宝仙大学 アクセス

[お問合せ先]      M2M研究会 事務局
E-Mail:contact@m2msg.org
TEL: 0466-47-8116
FAX:0466-47-8117