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【終了】2012年4月21日(土)/専門部会セミナー第4回(教育専門部会)

NPO法人M2M研究会 専門部会セミナー第4回(教育専門部会)のご案内

-特別講演とM2M活用学生実験・応用研究の実践-

1.開催案内

1) 日 時 2012年4月21日(土) 13:00~17:10 (懇親会17:20~19:00)
受付開始は12:30から行います
2) 会 場 東海大学高輪校舎2号館2201会議室
〒108-8619 東京都港区高輪2-3-23
<最寄り駅>
●JR・京浜急行「品川駅」下車,高輪口(西口)より徒歩約18分
(改札より右方向-田町方面-に進み,「高輪2丁目」交差点を左折し高輪警察署前交差点を右折)
●地下鉄南北線「白金高輪駅」より徒歩8分
詳細は,[こちら]をご覧ください
<連絡先>
野地 保研究室03-3441-1171(内線1318)
3)参加費 NPO法人M2M研究会会員1,000円,非会員2,000円,学生無料
尚,懇親会参加費は2,000円(学生無料)です。
4) 主 催 NPO法人M2M研究会 教育専門部会
5) 協 賛 ●電子情報通信学会SWIM研究会
http://www.ieice.org/iss/swim/jpn/
●NPO法人M2M研究会
ビジネス応用専門部会・技術専門部会・学術専門部会
6) 参加
申し込み
本セミナーに参加を申し込まれる方は,参加申込みページ 又は事務局宛にメールでお申込みください。メールでお申込みいただく方法につきましても,参加申込みページを参照ください。
参加申し込みページ :https://www.m2msg.org/?p=1448

2.プログラム

13:00
~13:05
開会挨拶
NPO法人M2M研究会教育専門部会長
こども教育宝仙大学教授  市村洋
13:05
~13:10
NPO法人M2M研究会会長挨拶
NPO法人M2M研究会会長
東京電機大学客員教授  小泉寿男
13:20
~14:05
特別講演(1)「電子情報系の専門家を目指す若者に期待していること」
情報処理学会フェロー
高専プロコン交流育成協会 副理事長 神沼靖子先生
——
概要:IT産業(特に電子情報系)の技術者の活動範囲は広く,しかも情報技術は日々目まぐるしく進化しています。そして,この業界は新人に即戦力を求めています。即戦力とは,具体的にどのような能力を指すのでしょうか。経済産業省,文部科学省,関連する外郭団体などは,IT人材の育成に関していろいろな委員会や部会を立ち上げ,産・学・官による教育連携の活動を支援しています。電気・電子・情報系の学会や民間による活動も盛んになっています。このような活動に関わってきた一人として,ITの専門家を目指す若い皆さまに産業界が期待していることとは何か,また身に付けておくことが望ましいスキルとは何かなどについて,共に考えてみたいと思います。
14:05
~14:50
特別講演(2)「中国見聞録 中国ものつくりと今後の日本
-上海・義烏を視察して-」
サレジオ工業高等専門学校 名誉教授
上級教育士(工学・技術) 依田勝先生
——
概要:親友の好意により上海に宿泊でき,義烏の販売店街を見学できた。また上海の日本料理店で,数人の在住日本人の実業家に話を聞く機会を得た。これ等の概要と,日ごろ疑問に思っている日本の工業教育ありかた,社会的価値観について私の考えを報告する。急成長している中国の様子はマスコミで良く報道しているが,その裏に働く貧しい人々と表面的に豊かな富裕層の生活,等の考え方に興味がでた。この地域だけを見ると,社会主義でなく資本主義の社会を感じさせる。この地域で見られるのは,どの階層でも前向きの向上心が強く,自分なりに工夫して生活の前進に取り組んでいる。大東亜戦争のあと日本が混乱のより立ち上がり豊かな国にしてきたころの歴史書を読んでいる様に感じる。その昔,カリフォルニアを見学したときの現地(カリフォルニア大学バークレー校,スタンフォード大学等)の人々の動き, またソーラーカーレースでの豪州,タイ,ギリシャ等の若者の活動をみるにつけ, 日本の社会環境や教育環境が,若者の向上心や工夫を自由に発揮させる状態にあるのだろうかと考えさせられる。
14:50
~15:05
M2M研究会技術専門部会報告 「M2Mクラウドプロトタイプの試作」
NPO法人M2M研究会 清尾技術専門部会長
——
概要:M2Mクラウドでは,アプリケーションプログラムは,クラウドコンピュータ環境下で実行され,各種センサからゲートウェアを通じて収集された情報に基づいて,ユーザへのサービスの提供や,各種アクチュエータに対してアクションの指示を行う。M2Mクラウドシステムの実現には多くの技術を組み合わせる必要があり,そのベースとなるシステムが重要である。M2M研究会では,オープンなソフトウェアとハードウェアを用いて,ビジネス,教育,ホーム分野などでM2Mクラウドシステムを構築するためのベースとなるプロトタイプシステムの試作を開始した。アンドロイド系端末からのセンサ情報に基づいて,クラウド環境下でバッチ系のデータ処理とストリーム系のデータ処理を行うアプリケーション・サービス例を紹介する。
15:05
~15:15
休憩
15:15
~15:55

(1 件5分×8 件)
研究発表会 その1 概要説明

①独立型太陽光発電システムの蓄電部改善に関する基礎検討―実環境下におけるEDLCと二次電池の特性比較―
サレジオ工業高等専門学校専攻科
生産システム工学専攻1年米盛弘信研究室 佐藤雅史

②上体の傾き表現によるロボット移動制御システムの開発
―社会実装インターンに向けたロボットシステムの開発―
東京工業高等専門学校専攻科
電気電子工学専攻1年青木宏之研究室 才記駿平

③簡易脳波計によるα波とβ波を用いた学習状態と思考状態の比較分析の試み

湘南工科大学大学院工学研究科
電気情報工学専攻修士2年吉田幸二研究室 坂本佑太

④組合せ電源供給方式による二次電池充電に関する検討

サレジオ工業高等専門学校専攻科
生産システム工学専攻1年吉野純一研究室 幸野奨

⑤強化学習ロボットとの対戦型ゲームを通じた介護予防

東京工業高等専門学校専攻科
機械情報システム工学専攻1年 鈴木雅人・北越大輔研究室
岡野卓矢

⑥高齢者を対象としたコミュニケーションロボットの活用提案と実施

創価大学人間学部人間学科社会学専修3年
前創価女子短期大学現代ビジネス学科
亀田多江研究室 小笠原友里

⑦家電製品を用いたライフログの取得とその応用

岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科
修士2011年度修了澤本潤研究室 上杉裕也

⑧バイタルサイン哀情報による自己管理型モデルの提案

東海大学大学院工学研究科
修士2年野地保研究室 石川希人
15:55
~16:10
研究会 その2 M2M活用学生実験・応用研究の実践についての指導教員報告「ハードウェアの解る組込みソフトウェア技術者育成のための実学教育」
東京電機大学理工学部 三井浩康教授
—–
概要:組込み機器のネットワーク化に伴い,基盤技術として組込みシステム技術,特に組込みソフトウェア(SW)が重要となっている。組込みソフトウェア(SW)技術者は,SW技術はもとよりマイクロコンピュータや回路設計,無線ネットワークなどのハードウェア(HW)の知識・技術を持ち,HWとSWの機能分割,インタフェース設計,HW/SW協調設計技術を習得することが求められる。従来の情報工学系教育では,SW技術教育が中心であった。HW技術を含む体系的な組込みSW技術者教育を実施している大学はまだ少なく,実験を含めた基礎技術教育の普及が課題である。本研究では,HW技術の知識を有する組込みSW技術者育成のための実学教育のカリキュラムと実験方式を提案する。
16:10
~17:10
研究発表会その3 ポスターセッション
各ブースにて発表①~⑧のプレゼン,デモ,意見交換を行います。

①独立型太陽光発電システムの蓄電部改善に関する基礎検討―実環境下におけるEDLCと二次電池の特性比較―
サレジオ工業高等専門学校専攻科
生産システム工学専攻1年米盛弘信研究室 佐藤雅史
—–
概要:近年,環境問題への関心が高まり,自然エネルギを利用した発電設備が注目されている。中でも独立型太陽光発電(PV)システムは,発電電力を二次電池へ充電して夜間等に使用できる。しかし,独立型PV システムに用いる二次電池は,充放電サイクルの増加に伴い,性能低下等の問題がある。そこで本研究では,充放電サイクルが増加しても劣化が少ない電気二重層コンデンサ(EDLC)を用いて二次電池の負担を軽減できる充電システムを構築することが最終目的である。 本発表では,独立型PVシステムを用いて実環境下で二次電池とEDLCの充放電特性を測定し,両者が等価交換可能なことを示す。そして,二次電池の負担を軽減できる充電システムの提案を行う。
———————–
②上体の傾き表現によるロボット移動制御システムの開発―社会実装インターンに向けたロボットシステムの開発―
東京工業高等専門学校専攻科
電気電子工学専攻1年 青木宏之研究室 才記駿平
—–
概要:本研究は,Kinectセンサーと二輪台車型プログラミング学習用ロボットのビュートローバー,及びRT(Robot Technology)ミドルウェアを用い,「楽しみながら運動ができるエンターテインメントシステムの開発」として社会実装インターンに向けたサービスメカトロの提案及び開発を行うものである。本システムは,Kinectセンサーのユーザートラッキング技術を用いて使用者の動きを読み取り,その動きに応じてビュートローバーを操作するものである。Kinectセンサーを用いて使用者の上体の傾きを検出し,その傾きの方向と大きさをロボットの進行方向と速度として制御を行う。本システムはRTミドルウェアを利用して各デバイスの接続,制御を行う。
———————–
③簡易脳波計によるα波とβ波を用いた学習状態と思考状態の比較分析の試み
湘南工科大学大学院工学研究科
電気情報工学専攻修士2年吉田幸二研究室 坂本佑太
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概要: 本研究は,簡易脳波計を用いて学習状態と脳波データの相関関係を実験により比較分析した。実験では被験者の学習時の各フェーズにおける思考状態の変化や音楽鑑賞時などの脳波データを取得し,そのデータからα波とβ波の標準偏差,各周波数成分のスペクトル量およびα波とβ波のバランスを被験者の心的状態と比較し考察した。この結果,難易度の異なる課題を被験者に与えた場合,難しくなる課題ほど精神的負荷が大きくなりβ波が優勢に出現しているのが見られた。反対に,音楽鑑賞時や易しい課題においてはα波が優勢になりリラックス状態である等の知見を得た。
・パネルプレゼンテーション(模造紙)
・デモストレーション(実験装置等)
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④組合せ電源供給方式による二次電池充電に関する検討
サレジオ工業高等専門学校専攻科
生産システム工学専攻1年吉野純一研究室 幸野奨
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概要:災害時における安否確認の前段としてアクティブRFIDタグを使用することを考えている。先行研究より温度差発電と太陽光発電を使用した組合せ電源供給方式は,RFIDタグ駆動に有効である。しかし,太陽光発電と温度差発電は,気象要件により必ずしもRFIDタグ駆動に必要な発電量を確保できない可能性がある。気象要件の影響を受けにくい発電方式としては,体の動きによって発電することができる歩行発電が考えられる。本稿では,温度差発電,太陽光発電,歩行発電の3種類の環境発電の組合せによる2次電池充電に関する検討を計った。
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⑤強化学習ロボットとの対戦型ゲームを通じた介護予防
東京工業高等専門学校専攻科
機械情報システム工学専攻1年 鈴木雅人・北越大輔研究室
岡野卓矢
—–
概要:近年,“超高齢化社会”を迎えた日本において,介護分野を対象としたロボットの開発・運用が盛んに行われている。ロボットを介護分野で利用する場合には,ユーザー(例えば,高齢者)の持つロボットに対する違和感・嫌悪感を取り除く必要がある。本研究では,人間にロボット(エージェント)に対する親近感を抱かせることを目的としたHuman-Agen Interactionの枠組みを利用した介護予防システムを提案する。提案システムでは,強化学習の枠組みを導入したロボットとの「だるまさんがころんだ」ゲームを通じて,自然なエクササイズを提供し,ユーザーの健康増進・介護予防を図る。
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⑥高齢者を対象としたコミュニケーションロボットの活用提案と実施
創価大学人間学部人間学科社会学専修3年
前創価女子短期大学現代ビジネス学科
亀田多江研究室 小笠原友里
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概要:本格的な高齢社会に直面している現在,高齢者支援の需要が高まっている。本研究室では,高齢者支援にロボットを活用する研究を行ってきており,福祉施設への訪問を重ねながら,現場ニーズを基に提案し,高齢者の反応を確認しながら改良を行ってきている。本研究では,福祉施設現場でのアドバイスを基に“売り声クイズ”と“ロボットの着せ替え”をコミュニケーションロボットに実装した。実際に福祉施設数件に訪問し,レクリエーションを担当して実施評価を行った。更に,独居高齢者を対象とした薬箱のセンサーとコミュニケーションロボットによる服薬サポートの提案を行う。
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⑦家電製品を用いたライフログの取得とその応用
岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科
修士2011年度修了澤本潤研究室 上杉裕也
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概要:近年,情報技術の進歩によりライフログという概念が広く認知されつつある。これらのライフログは,個人の行動を振り返る為などに利用される。例えば現行のシステムとしては生活リズム見守りネットなどが挙げられる。これは,高齢者の家の配電盤や扉などにセンサを設置する事により,電気の利用やドアの開閉といったような情報を取得し,見守りの役割を果たすシステムである。これらのシステムは,家庭に多くのセンサを設置する必要がある。センサを取り付ける為には多くの初期投資が必要となり,利用者の負担が大きい。またセンサを設置するという事自体に心理的抵抗も大きい事もあり,導入に手間がかかり敬遠されがちである。この様な情報取得の問題点を解決する為,我々はAndroid 家電を用い,家電製品に元々備え付けられているセンサのみで情報を取得する方法を提案する。これらを用いて普段の生活を推定し,その生活リズムに健康上のアドバイスを付与したものを携帯電話へと送信するシステムを構築し評価を行った。
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⑧バイタルサイン哀情報による自己管理型モデルの提案
東海大学大学院工学研究科
修士2年野地保研究室 石川希人
—–
概要:患者の状態を外部からだけでなく,内面から把握する一手段として,我々は生体情報(バイタルサイン)から抽出する健康管理情報と哀情報を活用することを研究している。現在,一部商品化されているM2M応用システムは存在するが,患者の感情情報まで入り込んだ支援システムは存在していない。特に,大震災や在宅診療,インフォームドコンセントでは,患者情報も含めた診療情報の保全性が課題であり,情報共有の一解決策として,自己管理が求められる傾向にある。患者自身が自らの情報を管理し,自分の気持ち(哀情報)をより鮮明に伝達するモデリングについて提案する。
17:10
~17:15
閉会挨拶
電子情報通信学会SWIM研究会副委員長
東海大学情報通信学部教授 野地保先生
17:15
~17:20
場所移動(パネルも食堂へ移動)
17:20
~19:00
懇親会 食堂コメドールにて パネルを基に自由討議
[お問合せ先]  NPO法人 M2M研究会 事務局
E-Mail:contact@m2msg.org
TEL: 0466-47-8116
FAX:0466-47-8117
(株)バレイキャンパスジャパン社内

[IT Leaders] M2Mを理解する>モノが情報発信源となる新たな価値観

LINK: [IT Leaders]

“M2Mは、企業ITのあり方に変化をもたらす。M2Mに関する情報交換や人材育成を目的とするNPO法人であるM2M研究会小泉寿男理事長は「近い将来、製品や工場内の製造機器、販売什器などに取り付けたセンサーが発信するデータを社内のERPやCRMシステムにそのまま取り込めるようになる」と予測。副理事長の吉田利夫氏は「人でなくモノが発信・入力するデータに基づき業務が回る。M2Mによって、“デジタルエンタープライズ”がいよいよ現実化する」と見る。”

“「M2Mは、日本のものづくりを復権する起爆剤になる」。そう期待を寄せるのは、バレイキャンパスジャパンの飯田秀正社長/CEOだ。「M2M 技術により、日本製の機器は新たな顧客サービスを生み出せる」。同社は、JAVAやAndroidといったオープン技術を駆使したセンサーやゲートウェイを開発。ベンチャー企業がより安価にM2Mサービスを始めるための基盤提供を急いでいる。”

【予告】NPO法人M2M研究会 第4回専門部会セミナー(平成24年4月21日(土))

平成24年4月21日(土)に、教育専門部会セミナーを開催する予定です。開催日時、場所、プログラム(概要)は下記の通りです。皆様の参加をお待ちしております。

教育専門部会セミナー:M2M活用学生実験・応用研究の実践

  1. 日時:平成24年4月21日(土)13:00~17:00、懇親会17:10~18:00
  2. 場所:東海大学高輪校舎 情報通信学部
    (〒108-8619 東京都港区高輪2-3-23)
  3. プログラム
    (1)はじめに
    (2)講演2件
    (3)M2M研究会「M2Mプロトシステム」の紹介
    (4)学生の研究発表
    ・概要発表 10件を予定
    ・展示デモ
    (5)まとめ
  4. 懇親会

★プログラム内容については、変更の可能性があります。プログラムの詳細が決定し次第、本ホームページにて通知させていただきます。また、会員の皆様には、メール案内を送付させていただきます。

M2M研究会事務局

 

会員限定コンテンツの公開について(第2弾)

 会員限定コンテンツとして、下記のセミナー、講演資料を公開しました。

(1) 第2回専門部会セミナー(2011/4/23、教育専門部会)
     (1-1) 発表プログラム&予稿集
     (1-2) プレゼンテーション・デモ映像
(2) 平成23年度第1回総会・講演会(2011/6/3)
     (2-1) M2M研究会活動報告(全体、各専門部会)
     (2-2) 講演資料: フィールドサーバの概要
                                   農研機構 研究領域長  平藤雅之
     (2-3) 講演資料: M2Mビジネスの展開 ―電力監視M2M紹介―
                                   (株)バレイキャンパスジャパン 飯田秀正、横山重盛
(3) 第3回専門部会セミナー(2011/10/22、ビジネス専門部会・技術専門部会共催)
     (3-1) セミナー資料:M2M関連標準化の動向
                                       ~低リソース・双方向・マルチアプリケーション~
                                       東北大学 大学院 情報科学研究科      北上 眞二
     (3-2) セミナー資料: 屋内移動体の動線把握システム
                                        ~ZigBeeの電波強度による位置測位を中心に~
                                       HIRO ICT研究所    樋口 雅宏
     (3-3) セミナー資料: クラウド型遠方監視制御システムTinySCADAの試作
                                        (株)アイエスイーエム  代表取締役 宮西 洋太郎
     (3-4) セミナー資料:M2Mに関する仮想実験環境の概要と応用事例
                                        サイバー大学IT総合学部 教授    清尾 克彦

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M2M研究会 第3回専門部会セミナー終了の挨拶

(2011年10月22日、鎌倉芸術館にて開催、技術専門部会・ビジネス応用専門部会共催)

 当日は、天候が心配されましたが、47名の方々に参加いただき無事終了することができました。ご多忙の中、多くの方々に参加いただき御礼を申し上げます。
 今回のセミナーは、M2M研究会会員から、いろいろな分野での活動事例を発表いただきました。最初のM2M標準化の動向の発表は、独自の視点から国内外の標準化活動の内容が分かりやすく整理されており、大変興味ある内容でした。他の発表においても発表者自身の具体的な取り組みが紹介され、活発な意見交換を行うことが出来ました。
 発表会終了後の懇親会の席でも、参加者の皆さんが相互に情報交換されて、有意義な時間を過ごされたことと思います。
 なお、本セミナーの講演に使用されたパワーポイントの内容は、後日、M2M研究会のホームページにアップロードし、会員の皆様に公開します。

今後は、NPO法人化を踏まえ、より充実した専門部会セミナーとなるよう取り組んでいきたいと思います。引き続き,今後とも皆様のご支援のほど宜しくお願いいたします。

2011.10.25   M2M研究会
技術専門部会長 清尾克彦

[イベント開催案内] M2M研究会第3回専門部会セミナー(2011年10月22日(土))

 平成23年10月22日(土)に、第3回専門部会セミナー(技術専門部会/ビジネス応用専門部会共催)を開催します。今回は、「M2Mの標準化動向とM2M応用事例」をテーマに、会員による4件の発表を予定しております。
 M2M関連標準化の動向では、電気学会でのM2M技術調査専門委員会の成果を含めて、最新の海外の標準化活動の動向を紹介いただきます。また、M2M応用事例では、会員の具体的な活動成果を紹介いただきます。発表終了後に、同じセミナー会場で情報交換のための懇親会も予定しておりますので、多数の方のご参加をお待ちしております(M2M研究会への当日入会も可能です)。

 第3回専門部会セミナーの詳しい内容、参加申込み方法については、下記のページを参照ください。 ⇒M2M研究会 第3回専門部会セミナーのご案内

【終了】M2M研究会第3回専門部会セミナー[2011年10月22日(土)]

  M2M研究会第3回専門部会セミナーのご案内
-M2Mの標準化動向とM2M応用事例-

1. 開催案内

(1) 日時: 2011年10月22日(土)
13:30~16:35(セミナー)、16:35~18:00(懇親会:セミナー会場)
(2) 会場:鎌倉芸術館会議室1(3F)<定員58名> (JR大船駅より徒歩約10分)
URL: http://kamakura-arts.jp      TEL:0467-48-5500
交通・アクセスは、[こちら]をご覧ください。
(3) 参加費:・セミナー参加費: 会員1,000円、 非会員2,000円 (学生無料)
・懇親会参加費:1,000円
★当日入会可能★
(4) 主催:M2M研究会 技術専門部会、ビジネス応用専門部会
協賛:M2M研究会 教育専門部会、学術専門部会
(5) 参加申込み方法:[参加申込みフォーム]よりお申込みください。

2. プログラム(敬称略)

司会:技術部会 会長(サイバー大学教授) 清尾 克彦

 13:30~13:40  会長挨拶
東京電機大学客員教授    小泉 寿男
 13:40~14:20
発表(1)
 M2M関連標準化の動向
~低リソース・双方向・マルチアプリケーション~ 
  東北大学 大学院 情報科学研究科      北上 眞二
エネルギー管理や遠隔監視などの様々な分野でM2Mの応用が進む一方で、ETSI、3GPP、IETFなどの標準化団体において、M2M関連の技術/インターフェースの標準化が進んでいる。「低リソース」・「双方向」・「マルチアプリケーション」の3つの観点から、M2M関連の標準化の狙いとその内容を解説する。
 14:20~15:00
発表(2)
屋内移動体の動線把握システム
~ZigBeeの電波強度による位置測位を中心に~
HIRO ICT研究所    樋口 雅宏
屋内移動体追跡は、環境に固定した追跡システムと移動ロボットなどに搭載し移動体を追跡するシステムに大別できる。ここでは、無線ネットワークを利用した固定位置測位環境型の移動体追跡システムを紹介する。病院、介護施設、オフィス、倉庫、工場などで、屋内を移動する移動体を、M2M技術を利用して追跡を行い、動線を把握するシステムについて紹介する。
 1500~15:15  休憩(15分)
 15:15~15:55
発表(3)
 クラウド型遠方監視制御システムTinySCADAの試作
(株)アイエスイーエム  代表取締役 宮西 洋太郎
アドホックな遠方監視制御ニーズに応えうる小型、安価、汎用的なTinySCADA*を試作した。センサノードが設置される遠方側のインフラとしては、有線イーサネットとAC電源のみを前提としている。センサノードにはArduinoボードを、クラウド側のサーバはGAE(Google App Engine)を用いた。標準的には、ノード1台あたり、D/I:5点、A/I:5点、D/O:2点が可能である。ノードは9999台まで接続できる。また温度・湿度センサとして定評のあるセンシリオン社SHT71も接続可能である。*SCADA:Supervisory Control And Data Acquisition
 15:55~16:35
発表(4)
 M2Mに関する仮想実験環境の概要と応用事例
サイバー大学IT総合学部 教授    清尾 克彦
M2Mや組込みシステムの教育では、いろいろな装置をコンピュータに接続して物理的な環境下で演習や実験が行われてきたが、仮想化技術をベースにしたクラウドコンピューティングの発展により、仮想的な環境のもとでいつでもどこでも演習や実験を行える環境が整いつつある。このような仮想実験環境の概要と簡単な適用事例について紹介する。
 16:35~18:00  懇親会:同発表会場にて(参加費:1,000円)

 以上

【終了】平成23年度電気学会C部門 M2M企画セッション(2011/9/8-9/9)

平成23年9月7日~9月9日に、富山大学において、平成23年度電気学会C部門(電子・情報・システム部門)大会が開催されます。この大会の企画セッションとして、9月8日~9月9日の1日半にかけて、「M2Mシステム―M2Mシステムと組込みシステム・クラウド―」が予定されており、M2M研究会の会員も発表を行います。

平成23年度電気学会C部門(電子・情報・システム部門)大会については、こちらをご参照ください。
平成23年度電気学会C部門大会
セッション構成 (PDFファイル)

また、M2M企画セッションでの発表内容は、こちらをご覧ください。
M2M企画セッション発表一覧

M2M研究会総会・講演会(6月3日開催)の終了報告

 過日6月3日(金)、53名と多数の方にご参加頂き、鎌倉芸術館にてM2M研究会総会及び講演会を開催することが出来ました。お忙しいなか出席頂いた方、また遠く北海道から来て頂いたご講演の平藤先生に御礼申し上げます。

総会では、研究会の22年度の活動内容と23年度活動計画について報告し了承を得ることができました。また活動の母体となる各専門部会から23年度の活動方針・計画について各専門部会長から報告致しました。これらの内容は追って、ホームページに掲載します。

 講演会では、2件の講演を行いました。まずバレイキャンパス社より、新開発の「電力監視M2M」について紹介頂きました。この内容は、最近新聞発表されたばかりですが、今後の具体的な応用展開が期待されます。2件目は、平藤先生から「フィールドサーバの概要」についてご講演頂きました。フィールドサーバの開発コンセプトと展開、また最近の進展について、大変興味深いお話を伺うことができ、会場からは活発な質問がありました。講演会終了後、多くの方に懇親会に参加頂き、アルコールも入る中ざっくばらんな意見の交換を行いました。

 M2M研究会では、今後ともM2Mに関連するイベントの開催や会員参加のワーキンググループ活動を継続して行う予定です。その内容や開催の仕方などについてご意見・ご要望を頂ければ有り難くと思います。

今後とも、M2M研究会活動へのご支援をお願い申し上げます。

2011年6月6日   M2M研究会事務局

会員限定コンテンツの公開について

M2M研究会の会員限定コンテンツとして、技術専門部会セミナーのプレゼン資料を公開しました。会員の方は、右欄のメニューからログオンして、会員限定ページからダウンロードしてください(ユーザIDとパスワードが不明な方は、事務局にお問い合わせください)。

会員でない方で、会員限定コンテンツにご興味がある方は、[お問い合わせ]から、お問い合わせください。