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【終了】第18回 関西部会講演会(2023/6/30) のご案内

NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会は、おかげ様で今年度創立10年目を迎えることができました。ご支援を賜りました皆様に厚く御礼申し上げます。昨年に続き、今年度も第18回関西部会講演会は講演会場と遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂きます。
今回は、近年実用化しつつあるドローンに関して、海のドローンともいわれる自律型無人潜水機についての最新の開発状況や、近年のスマートマニュファクチャリングの実現に向けて様々なコンソーシアムが活動されており、その活動内容や活用事例について、企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂き、また、関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から会社紹介と事業内容について紹介させて頂きます。ご案内をさせて頂きますとともに、皆様のご参加をお待ちしております。

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参加申込み

1.開催案内

 1) 日時             2023年 6月30日(金)13:30~17:00(受付開始13:00)

 2) 会場             AP大阪茶屋町 Gルーム

   URL: https://www.tc-forum.co.jp/ap-umedachayamachi/access/
        住所: 大阪府大阪市北区茶屋町1−27 ABC-MART梅田ビル 8F
  参加形態: Social distance配置の会場とTeamsによる遠隔参加

当日の連絡先: 06-6227-4002(関西部会事務局)

 3) 参加費    M2M・IoT研究会会員無料,非会員無料,学生無料
             尚、交流会参加費は5,000円です。
        (当日、会員加入の手続きもさせて頂いております)

 4) 参加             会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です。


                       

   ・会場参加者:先着40名様(聴講+質疑応答)   ・会場参加者はできる限りマスク着用でご来場ください。
   ・発熱や体調不良の方のご来場はご遠慮ください。

 5) 主催             NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会

2.プログラム

Ⅰ.開会挨拶

NPO法人M2M・IoT研究会 理事長 小泉 寿男 ・・・13:30~13:50

NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 部会長 西村 雄二 ・・・13:50~14:00

Ⅱ.講演-1                                                                                         ・・・ 14:00~15:00

題目 【海のドローン(自律型無人潜水機)の概要と弊社での開発並びに今後の展望】

川崎重工業株式会社 エネルギーソリューション&マリンカンパニー
船舶海洋ディビジョン エグゼクティブフェロー
(潜水艦・AUV関連技術担当) 
湯浅 鉄二 様

概要: 川崎重工業は、海のドローンともいうべき自律型無人潜水機(AUV:Autonomous Underwater Vehicle)を、海底油田設備検査への適用を目指して開発を行い、AUV「SPICE」を今秋英国の検査会社に引き渡す予定である。これらの技術は、我が国周辺海域において今後大規模な設置が計画されている、洋上風力発電設備の検査にも応用でき、更なる用途拡大が期待できる。ここでは、AUVの概要と弊社での開発の成果並びに今後の展望を紹介する。

(休憩 ・・・ 10分)                       ・・・ 15:00~15:10

Ⅲ.講演-2                                ・・・ 15:10~16:10

題目 【スマートマニュファクチャリングの動向とその達成度に関する評価】

三菱電機株式会社 名古屋製作所 開発部 規格標準化推進グループ 
専任 茅野 眞一郎 様

概要: 近年のスマートマニュファクチャリングの動向と、その達成度の評価方法に関して紹介する。
Industrie4.0を発端としたスマートマニュファクチャリングに関しては、国内外にて様々なコンソーシアムが活動しており、その活動内容も多岐にわたっている。この分野は国際的な協調や国際標準も重要視されており、各コンソーシアムもそれを念頭に活動している。まずは、これらの活動内容や位置づけに関して紹介する。さらに、その達成度の評価に関して、成熟度評価方法であるSMKLと、総合設備効率や二酸化炭素排出量を対象としたKey Performance Indicator(KPI)の計測システム例を、関連した検討を実施しているコンソーシアムであるIndustrial Automation Forum(IAF)の活動内容に沿って紹介する。

(休憩 ・・・ 10分)                       ・・・ 16:10~16:20

Ⅳ.関西部会幹事企業 事業紹介                 ・・・ 16:20~16:50

西菱電機株式会社 執行役員 システム事業本部 
本部長 鳥居 紀彦

概要: JR東海様のDX事例として、在来線の乗務員が携帯する乗務用スマートフォンを使った「JR東海乗務報告アプリ」についてご紹介する。「JR東海乗務報告アプリ」は、乗務員が手書きで作成していた紙の乗務報告書をアプリ化し、報告書の記入に関する作業負荷の軽減を図るとともに、報告内容がデータで蓄積されることで、乗務員教育やサービス面の向上に役立てる事ができまる。次に、AIの活用事例として、駐車場の満空監視に関する実証例、他についてご紹介する。

Ⅴ.終了挨拶                                             ・・・ 16:50~16:55

NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会 幹事会 監事 楠本 成則
(アステック株式会社 システム開発カンパニー
ソフトウェア技術チーム シニアエキスパート)

交流会                                                       ・・・ 17:15~19:00

引き続き、しばらく開催出来ていませんでしたご講演者と参加者との交流会につき、今回から講演会近くの場所で会費制にて交流会を行います。会場は、AP大阪茶屋町 I・Jルーム。
ご講演者と参加者との交流の場ですので、多数の方のご参加をお願い致します。

なお、プログラムについては、状況に応じて変更させて頂く場合がありますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。

以上

第18回関西部会講演会(2023/6/30)参加申し込み

2023/6/30(金)に開催される第18回関西部会講演会に参加を希望される方は、こちらのフォームからお申込みください。


    所属(任意):

    参加していただける方の所属を記入してください。
    賛助会員(団体)の方は、必ず所属を記入してください。


    氏名(必須):

    参加していただける方の氏名を記入してください。


    メールアドレス(必須):

    連絡先のメールアドレスを記入してください。
    非会員・学生の方につきましては、改めて事務局から確認の連絡をさせていただく場合があります。


    参加区分(必須):

    参加いただける方の区分(会員、賛助会員(団体)、非会員、学生)を選択してください。参加区分によらず無料としています。


    参加方法(必須):
    会場にて参加リモート参加
    会場にて参加、またはリモート参加のどちらかにチェックしてください。
    ソーシャルディスタンス確保のため会場参加は先着40名としています。


    交流会(必須):
    参加する参加しない
    交流会に参加いただける場合は、「参加する」にチェックしてください。交流会への参加費は5,000円です。


    紹介者(任意):

    非会員、学生の方で、紹介者がおられましたら、その方の氏名を記入してください。


    連絡事項(任意):

    事務局宛に連絡、質問、要望等がございましたら記入してください。





    上記フォームに入力後に申込みボタンをクリックしてください



    第18回関西部会講演会(2023/6/30)の詳細プログラムは、こちらをご覧ください。
    参加を申し込んでいただいた方には、メールにて申込み内容の確認と参加票をお送りしますので、参加票を印刷の上、当日持参をお願いします。遠隔から参加の方には、別途ミーティングアドレス(URL)を開催前1週間くらいに弊事務局からご連絡予定です。
    メールにてお申込みの方は、このページの最後をご覧ください。
    参加申込み後に参加取り消しをされる場合は、[お問合せ]ページ 、または、メールアドレスcontact@m2msg.org 宛に連絡をお願いします。

    <メールによる参加申込み方法>
    このフォームを利用して参加申し込みができない場合は、M2M・IoT研究会事務局宛にメール(contact@m2msg.org )にて参加申し込みをお願いします。

    メールには、下記の内容をご記入ください。

    1.参加申し込みメール送付先 (M2M・IoT研究会事務局):
    contact@m2msg.org
    2.メール件名:
    「第18回関西部会講演会(2023/6/30)参加申込み」

    3.本文:
    ・所属:(任意)
    ・氏名:(必須)
    ・メールアドレス:(必須)
    ・参加区分:(必須)⇒(注1)
    ・参加方法:(必須) (会場参加orリモート参加)
    ・紹介者/同行者:⇒(注2)
    ・連絡事項:(任意)

    (注1)会員、賛助会員、非会員、学生から選択してください
    (注2)非会員、学生の方で、本講演会の紹介者/同行者がおられましたら、その方の氏名をご記入ください。

    第17回 関西部会講演会(2022/12/16) 終了の挨拶/        会員限定コンテンツの公開

    第17回関西部会講演会は、2022年12月16日(金)に、Social distanceを確保してAP大阪茶屋町 Gルームを講演会場とし、Teamsによる遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で、多くの方にご参加を頂いて盛況に開催させて頂き無事終了致しました。心より御礼申し上げます。

    今回は、IoTの社会実装を推進する IoT人材育成の取り組みや、カーボンニュートラルに向けた自動車産業の方向性、IBMのクラウドプラットフォーム の活用に向けた取り組みなど幅広い内容について、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂きました

    最初に講演1として、
    日本アイ・ビー・エム株式会社 IBMコンサルティング事業部 HCS, Openshift&Middleware事業部 パートナー 佐藤 卓由 様に【OpenShift/コンテナの活用例のご紹介】のテーマでご講演頂きました。最初にIBMがOpenShiftに注力している背景として、ハイブリッド・クラウド戦略として展開しているRed Hat社の独自性を維持したRed Hat社のOpenShiftを要としたIBMのケイパビリティーを統合したハイブリッド・クラウドについて紹介して頂き、次に、コンテナ化を推進している理由として、要であるOpenShiftの特徴や導入事例としてIBMが考えるDX実現のための成熟度レベルやコンテナ化の対象決定に求められる要素(技術適合性、業務特性、開発・運用プロセスの変革)、高いデリバリーパフォーマンスを実現するコンテナとしてOpenShiftが使われるケースや、顧客向けのWeb/モバイルアプリケーション向けから今後は業務特化型システムやIoTアプリケーションにも領域が拡大していく可能性についても紹介して頂いた。最後に、今後活用が期待されているIoT・AIや機械学習でのコンテナ活用事例として、RHEL(Red Hat Enterprise Linux)とOpenShiftを活用してコンテナでパッケージ化して複雑な依存関係を閉じ込めて迅速な開発を実現した内容や、エッジの複雑化する要件に対処してコアアプリ開発に注力できるフルスタック基盤の提供、またOpenShiftが宇宙へ進出したNASA-ISSの事例や、工場フロア予測保全、スマートシティ-グリーンシティなど、またDevOps をサポートする様々な機能を標準搭載した内容など活用事例やAL/ML領域におけるオープンソースコミュニティプロジェクトによる活用推進体制、支援サービス内容について、最新のIBMのハイブリッド・クラウド戦略とその具体的内容や事例について幅広い内容をご講演頂きました。

    次に講演2として、
    株式会社SOKEN エグゼクティブフェロー 日本自動車部品工業会 技術顧問 古野 志健男 様に【カーボンニュートラルに向けた自動車産業の方向性】のテーマでご講演頂きました。最初にカーボンニュートラル(CN:Carbon Neutral)に向けた自動車産業の潮流と最新OEM戦略については、CO2/排気規制強化、各国CN宣言で電動車(BEV)義務化、欧州グリーンディール包括法案:Fit for 55 Packageや加州 ACCⅡ「Advanced Clean Cars II」などの規制などがある。また車両メーカーからは、トヨタの全方位戦略やホンダの生存戦略、日産の差別化戦略、VWの経営見直し戦略、BMWの2本立て戦略、Mercedes-BenzのラグジュアリーBEVオンリー戦略、Tesraの世界乗っ取り戦略などがあることをご紹介頂いた。電動車の最新動向と方向性については、電動車のコア技術(三種の神器:Motor、Battery、PCU(Inverter))や2020~21年に発売された代表的なPHEVやBEV、PHEV車として三菱アウトランダーやBEV車として日産サクラ/三菱eKクロスをご紹介頂いた。また世界の電動車(PHEV、BEV)シェアの推移や最新予測、中国市場でのNEV販売台数の伸び、各社のBEV&バッテリー内製化への投資が莫大であり、収益は担保できるなどのBEVの課題、電池生産計画の爆発とレアメタルの供給不足などの課題や期待されている全固体電池の種類と課題についてもご紹介頂いた。燃料電池車の最新動向と課題は、燃料電池のしくみやBMW、Hyundaiの最新燃料電池車、米トラックBEV企業 NikolaのFC戦略などがある。CN燃料の必要性と動向について、その課題や日本でのe-fuel(Electrofuels)価格のケーススタディ、米国DoEの水素エネルギー戦略、世界のe-fuelプロジェクトの最新動向などについてご紹介頂いた。最後に、持続可能なパワートレインについて、エンジンは存続するが、比率は減少して電動化に最適な姿としてDHE(Dedicated Hybrid Engine)に進化していく将来に向けたパワートレインの方向性など、最新のカーボンニュートラルに向けた世界の自動車産業の現状や今後の動向について幅広い内容をご講演頂きました。

    次に講演3として、
    福井工業大学 AI&IoTセンター・経営情報学科 教授 情報メディアセンター長 北上 眞二 様に【IoTによる災害レジリエンス(Disaster Resilience)向上とIoT人材育成の取り組み】のテーマでご講演頂きました。最初に北上研究室における IoT普及拡大に向けた取り組まれている環境IoTの内容について、福井県の降雨量の変動による発生している「豪雨」と「干ばつ」の雨の水害対策に着目した研究の災害順応力を高めるための流域環境データ収集活用システムと雨水資源化と内水氾濫緩和を両立させる雨水利用クラウドシステムについてご紹介頂いた。流域環境データ収集活用システムでは、流域全体に大量に配置するための小型IoTセンサーノードを開発し、免許不要で双方向通信が可能なLoRaを採用し、SORACOM IoTデータ通信サービスを活用して構築した環境データ収集ネットワークで収集した流域環境データを利活用するために整備した環境データ連携活用基盤や、また環境データ連携活用基盤は多数の都市や企業でスマートシティを実現するシステムに活用されているFIWARE (Future Internet WARE)を採用して整備した内容や、雨水利用クラウドシステムについては、4つのサービス(遠隔貯水監視・制御サービス、オープンデータ連携サービス、タンク貯水最適化サービス、運用監視サービス)を提供して、雨水タンクの導入と運用コストの低減、スモールスタートによる運用開始と段階的なスケールアップ、容易な地域の防災・減災システムとのデータ連携が実現でき、現在LPWAを活用した中小河川水位監視の実証実験中の内容について、ご紹介して頂いた。次に、IoTを利活用できる人材育成について、大学オープンキャンパスや大学祭などで開催しAI/IoTの啓蒙活動をしている小中高生向けAI/IoT体験ラボや、実際に動作するIoTシステムの開発に取り組むことにより、IoTの仕組みを理解し、IoT利活用アイデアの創出を促す大学/高専向けIoTプロトタイプ開発実習(PBL)、企業技術者向けIoTリカレント教育の内容をご紹介頂いた。また、福井工業大学の笠井研究室が雨水活用の普及に向けて取り組まれているあまみず飲料化プロジェクト2021の成果である「雨水100% 国内初である:あまみずソーダ」をご持参頂き会場参加者に配布して頂いた。福井工業大学が取り組まれているIoT普及拡大に向けた取り組まれているIoT活用研究とIoT 人材育成について、具体的に幅広い内容をご講演頂きました。

    また、最初に関西部会長の西村から講演会開催の挨拶をさせて頂き、最後に関西部会の山崎副部会長から講演会終了の挨拶にて締めくくり、盛大に開催を終えることができました。

    講演会の開催に際しましては多くの方々のご協力を得て開催させて頂くことができました。真に有難うございました。深く御礼申し上げます。
    引き続きM2M/IoTに関する最新事例・技術研究を進めて応用ビジネスの発掘・展開に繋がり、関西地区の活性化に少しでも貢献できるように活動を進めさせて頂きますので、ご協力・ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。


    なお、会員向けに会員限定コンテンツとして、本講演会の講演資料を公開しました。
    会員の方は、右サイドの会員専用からログインして、会員限定ページから閲覧/ダウンロードしてください。ユーザIDとパスワードは、会員の皆様に別途メールでご案内している通りです。ユーザIDとパスワードが不明の会員の方は事務局までお問い合わせください。

    コンテンツの再配布はご遠慮ください。また、内容を利用される場合は、著作権にご注意ください。

    2022年12月20日 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会長 西村 雄二

    講演会写真はこちらです

    第19回専門部会セミナー終了のご挨拶/会員限定コンテンツの公開のお知らせ

    2022年10月15日(土)
    藤沢商工会館ミナパーク会場+Zoom遠隔にて開催)

    今年のセミナーも3年続きで、新型コロナウィルスの影響により藤沢商工会館ミナパーク会場とZoomによる遠隔開催となりましたが、延べ72名の方々にご参加いただき無事終了することができました。心より御礼を申し上げます。

    今回のセミナーでは、「DX時代の重要技術であるIoT、デジタルツイン、VR、メタバースの最新動向と応用事例」というタイトルのもとに、DX時代の重要技術であるIoT、デジタルツイン、VR、メタバースの最新動向と応用事例について,それぞれの分野で活躍されている講演者の方々にご講演及びデモをしていただきました.

    ご講演に先立ちまして、小泉寿男理事長より、ご挨拶と2022年度のM2M・IoT研究会の活動成果と今後の目標について報告させていただきました。

    最初の基調講演として、東京工業大学名誉教授&次世代センサ協議会(JASST)会長 小林 彬先生(会場)より、「SUCSを普及させ、膨大なセンシング市場を開拓しよう!-SUCSビジョン:IoTセンシングをやさしく、より身近に-」と題して、DX時代の基盤技術としてセンシング技術の重要性と見える化や複合計測化による予測センシングの必要性を踏まえて、センシングフレームワークSUCS(Senspire Universal Connecting System)の基本的考え方と共に、SUCSの効用を紹介していただきました。
    引き続いてデモ実演として、アズビル株式会社アドバンスオートメーションカンパニー CP開発部 グループマネジャー 古川 洋之様(遠隔)より、SUCSについて具体的にわかりやすく説明いただき、実際にスマホで簡単に動かしてみることができ、大変使いやすいシステムになっていることを実感することができました。

    二つ目の講演として、一般社団法人日本OMG 代表理事 吉野 晃生様(会場)より、「グローバルの先端IT技術動向とデジタル・ツイン」と題して、IoTの拡大技術としてのデジタル・ツインの動向について、デジタル・ツイン・コンソーシアムの動向とデジタル・ツイン・ホワイト・ペーパーの概要、グローバルのユース・ケースも含めてご紹介いただき、デジタルツインを構築する時の考え方ついてご教示いただきました。

    15分の休憩を挟んで、三つ目の講演として、東京電機大学大学院理工学研究科委員長 理工学部情報システムデザイン学系教授 神戸 英利先生(会場)より、「研究室の仮想化、ならびにデジタルツイン、メタバース化に関連する研究のご紹介」と題して、コロナ禍における授業や演習方法の抜本的な見直しを踏まえて、空間仮想化並びに、実空間との融合に関連する、塾における机間指導や研究室のリアル/バーチャル融合運営への取り組み、演習の仮想化/デジタルツイン化、オープンキャンパスで実施したDX/メタバースへの取り組み事例など16件の事例をご紹介いただきました。いずれの取り組みも先進的で独創的で興味深いものでした。

    最後の講演として、大阪工業大学 情報科学部ネットワークデザイン学科 准教授 矢野 浩二朗先生(遠隔)より、「VRとメタバース:教育分野における実践を中心に」と題して、VRやバーチャル空間を拡大し現実社会と並行したもう一つのオンライン上の社会であるメタバースの基本概念と最近の動向について、筆者自身の教育分野における実践を中心に紹介いただきました。ご講演では講演者自らがVRを使ったアバタによる臨場感のある形でお話いただき、教育分野などでの効果を実感することができました。

    それぞれのご講演とも大変興味深い内容で、時間の制約がありましたが意見交換を活発に行うことが出来ました。

    今回も交流会は中止となり密接な情報交換の場を提供できませんでしたが、今後とも、より充実した専門部会セミナーとなるよう取り組んでまいりますので、引き続き,皆様のご支援のほど宜しくお願いいたします。

    <会員様向け>
     なお、会員限定コンテンツとして、本セミナーの講演資料については、許可をいただいた範囲内で、M2M・IoT研究会のホームページにアップロードし、会員の皆様に公開いたしましたので活用ください。
    会員の方は、右サイドの会員専用からログインして、会員限定ページから閲覧/ダウンロードしてください。
    ユーザIDとパスワードは、会員の皆様に別途メールでご案内している通りです。ユーザIDとパスワードが不明の会員の方は事務局までお問い合わせください。
    コンテンツの再配布はご遠慮ください。また、内容を利用される場合は、著作権にご注意ください。

    セミナーの写真はこちらをご覧ください

    NPO法人M2M・IoT研究会 副理事長、技術専門部会長
    サイバー大学名誉教授 清尾克彦

    【終了】第17回 関西部会講演会(2022/12/16) のご案内

     NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会が今年の6月に続き、第17回関西部会講演会をSocial distanceを確保した講演会場と遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で下記要領にて開催させて頂きます。今回は、IoTの社会実装を推進するIoT人材育成の取り組みや、カーボンニュートラルに向けた自動車産業の方向性、IBMのクラウドプラットフォームの活用に向けた取り組みなど幅広い内容について、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂きます。ご案内をさせて頂きますとともに、皆様のご参加をお待ちしております

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    参加申込み

    1.開催案内

     1) 日時             2022年12月16日(金)13:30~17:00(受付開始13:00)
     2) 会場             AP大阪茶屋町 Gルーム
             URL: https://www.tc-forum.co.jp/ap-umedachayamachi/access/
             住所: 大阪府大阪市北区茶屋町1−27 ABC-MART梅田ビル 8F

      Social distance配置の会場とTeamsによる遠隔参加
      当日の連絡先: 06-6227-4002(関西部会事務局)

     3) 参加費    M2M・IoT研究会会員無料,非会員無料,学生無料

        尚、今回も交流会はなしとさせていただきます。 
       (当日も会員加入の手続きもさせて頂いております)

     4) 参加             会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です。

     上記の「参加申込み」をクリックいただくか、下記のページからお申込みください。

                            ⇒ https://www.m2msg.org/?p=5745   

    ・会場参加者:先着40名様(聴講+質疑応答)
    ・会場参加者はマスク着用でご来場ください。
      発熱や体調不良の方のご来場はご遠慮ください。

    また、会場入口での消毒スプレーによる手の消毒と体温測定にご協力ください。

     5) 主催             NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会

    2.プログラム

     Ⅰ.開会挨拶                                                ・・・ 13:30~13:35

    NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 部会長 西村 雄二

    Ⅱ.講演-1                                                  ・・・ 13:35~14:35

    題目 【OpenShift/コンテナの活用例のご紹介】

    日本アイ・ビー・エム株式会社 IBMコンサルティング事業部
    HCS, Openshift&Middleware事業部        パートナー 佐藤 卓由 様

    概要: IBMがOpenShiftに注力している背景、コンテナ化を推進している理由や、OpenShiftの特徴(Kubernetesとの違い等)を実例やご活用頂くための体制例や支援サービスの内容について、紹介する。

    (休憩 ・・・ 10分)                               ・・・ 14:35~14:45

    Ⅲ.講演-2                                                   ・・・ 14:45~15:45

    題目 【カーボンニュートラルに向けた自動車産業の方向性】

     (株)SOKEN エグゼクティブフェロー
    日本自動車部品工業会 技術顧問  古野 志健男 様

    概要: 2050年のカーボンニュートラルに向けて世界中が大きく動き出している。その中でも、運輸の自動車業界では、BEVを中心とした電動化と再生可能エネルギーによる水素や合成燃料技術に舵を切って来ている。それら自動車メーカーの中長期的な経営戦略を紹介する。将来、モビリティ社会として本当にBEVが席巻し、世の中から内燃機関は消滅していくのか? BEVやFCEV普及の課題は解決するのか?二次電池は足りるのか?e-fuelの供給量やコストは成り立つのか?など、各社の本音にも迫り、今後のカーボンニュートラルに向けた自動車産業の方向性を紐解いてみたい。

    (休憩 ・・・ 10分)                                 ・・・ 15:45~15:55

    Ⅳ.講演-3                                                     ・・・ 15:55~16:55

    題目 【IoTによる災害レジリエンス向上とIoT人材育成の取り組み】

    福井工業大学 AI&IoTセンター・経営情報学科
    教授 情報メディアセンター長  北上眞二 様

    概要: 福井工業大学では、災害レジリエンス向上を目的とした研究開発を推進している。その一例として、雨水の資源化と内水氾濫緩和を両立させるクラウド型雨水タンク管理システムの開発、およびLPWAを活用した中小河川監視実証実験について紹介する。また、IoTの社会実装を推進するIoT人材育成の取り組みについても紹介する。 (LPWA: Low Power Wide Area Network)

    Ⅴ.終了挨拶                                                   ・・・ 16:55~17:00

    NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会 副部会長 山﨑 貞彦
    (日本マイクロシステムズ株式会社 代表取締役会長)

    なお、プログラムについては、状況に応じて変更させて頂く場合がありますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。

    以上

    第17回関西部会講演会(2022/12/16)参加申し込み

    2022/12/16(金)に開催される第17回関西部会講演会に参加を希望される方は、こちらのフォームからお申込みください。


      所属(任意):

      参加していただける方の所属を記入してください。
      賛助会員(団体)の方は、必ず所属を記入してください。


      氏名(必須):

      参加していただける方の氏名を記入してください。


      メールアドレス(必須):

      連絡先のメールアドレスを記入してください。
      非会員・学生の方につきましては、改めて事務局から確認の連絡をさせていただく場合があります。


      参加区分(必須):

      参加いただける方の区分(会員、賛助会員(団体)、非会員、学生)を選択してください。参加区分によらず無料としています。


      参加方法(必須):
      会場にて参加リモート参加
      会場にて参加、またはリモート参加のどちらかにチェックしてください。
      ソーシャルディスタンス確保のため会場参加は先着40名としています。


      紹介者(任意):

      非会員、学生の方で、紹介者がおられましたら、その方の氏名を記入してください。


      連絡事項(任意):

      事務局宛に連絡、質問、要望等がございましたら記入してください。





      上記フォームに入力後に申込みボタンをクリックしてください



      • 第17回関西部会講演会(2022/12/16)の詳細プログラムは、こちらをご覧ください。
      • 参加を申し込んでいただいた方には、メールにて申込み内容の確認と参加票をお送りしますので、参加票を印刷の上、当日持参をお願いします。遠隔から参加の方には、別途ミーティングアドレス(URL)を開催前1週間くらいに弊事務局からご連絡予定です。
      • メールにてお申込みの方は、このページの最後をご覧ください。
      • 参加申込み後に参加取り消しをされる場合は、[お問合せ]ページ 、または、メールアドレスcontact@m2msg.org 宛に連絡をお願いします。

      <メールによる参加申込み方法>
      このフォームを利用して参加申し込みができない場合は、M2M・IoT研究会事務局宛にメール(contact@m2msg.org )にて参加申し込みをお願いします。

      メールには、下記の内容をご記入ください。

      1.参加申し込みメール送付先 (M2M・IoT研究会事務局):
      contact@m2msg.org
      2.メール件名:
      「第17回関西部会講演会(2022/12/16)参加申込み」

      3.本文:
      ・所属:(任意)
      ・氏名:(必須)
      ・メールアドレス:(必須)
      ・参加区分:(必須)⇒(注1)
      ・参加方法:(必須) (会場参加orリモート参加)
      ・紹介者/同行者:⇒(注2)
      ・連絡事項:(任意)

      (注1)会員、賛助会員、非会員、学生から選択してください
      (注2)非会員、学生の方で、本講演会の紹介者/同行者がおられましたら、その方の氏名をご記入ください。

      【終了】第19回専門部会セミナー(2022/10/15)のご案内

      ー DX時代の重要技術であるIoT、デジタルツイン、VR、メタバースの
      最新動向と応用事例 -

      1.開催趣旨

        デジタル技術とデータ活用により顧客や社会の課題を解決して新たな価値を創出するDX(Digital Transformation:デジタル変革)が注目されています。DXの時代を迎えて、IoT分野ではセンサからのデータを如何に有効に活用するかが重要になってきています。これらのデータを元にサイバー(仮想)空間とリアル空間を連携する技術である「デジタルツイン」が注目されています。さらに、オンライン上に3D CGで構築された仮想空間でアバターと呼ばれる自分の分身で参加し、相互に意思疎通しながらいろいろな活動を行うプラットフォームとして「メタバース」や、メタバースの中核技術であるVR(Virtual Reality)も注目されています。これらの技術やサービスにより、ますますDXの応用分野が広がり,新しいイノベーションが期待されています. 今回は、DX時代の重要技術であるIoT、デジタルツイン、VR、メタバースの最新動向と応用事例について,それぞれの分野で活躍されている講演者の方々にご紹介いただきます。
      今回も、新型コロナウイルスの影響を考慮して、講演会場とZoomによる遠隔視聴を組み込んだ形式で開催いたしますので、是非、ご参加をお願いいたします。

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      お申込みはこちらをクリック

      2.開催要領

      (1)日時:2022年10月15日(土) 13:30~17:30、交流会はありません
                    (受付開始13:00)
      (2)会場:藤沢商工会館ミナパーク 6階 多目的ホール1
          
      (JR藤沢駅北口より徒歩5分)
       
       新型コロナウイルス対策の会場とZoomによる遠隔参加
        URL:https://www.fujisawa-cci.or.jp/access/ TEL:0466-27-8888
      (3)参加費:M2M・IoT研究会会員無料、非会員無料、学生無料
      (4)参加申込み方法:会場参加と遠隔参加ともに事前の申込みが必要です。
        参加される方は、https://www.m2msg.org/?p=5713 
        からお申込みください.
        ・会場参加者:先着40名様、遠隔参加者:先着100名様
        ・会場参加者はマスク装着でご来場ください。発熱や体調不良の
         方のご来場はご遠慮ください。
        ・会場入口での消毒スプレーによる手の消毒と体温測定に
         ご協力ください。

      3.プログラム 

       司会 M2M・IoT研究会副理事長・サイバー大学名誉教授 清尾 克彦

      プログラムの紹介・・・13:30~13:35:(会場)

      Ⅰ M2M・IoT研究会理事長挨拶・・・13:35~13:45(10分):(会場)

      NPO法人 M2M・IoT研究会理事長、
      東京電機大学名誉教授 小泉 寿男

      Ⅱ 講演(講演は講演会場または遠隔場所からの発信になります)

      (1) 基調講演 ・・・ 13:45~14:35(50分):(会場)
         +デモ・・・14:35~14:50(15分):(会場)

      「SUCSを普及させ、膨大なセンシング市場を開拓しよう!
        -SUCSビジョン:IoTセンシングをやさしく、より身近に-」

      東京工業大学名誉教授&次世代センサ協議会(JASST)
      会長 小林 彬先生
      デモ:アズビル株式会社アドバンスオートメーションカンパニー

      CP開発部 グループマネジャー 古川 洋之様

      <概要> DX時代、IoTが叫ばれる中、基盤技術としてのセンシング技術に大きな期待が寄せられている。センシング技術が様々な分野に展開されようとしており、そこには膨大なセンシングニーズが隠れている。掛声だけでなくこれを顕在化させ、大きな市場を開拓することが極めて重要である。JASSTでは昨年SUCSコンソーシアムを設立し、市場開拓のため精力的に準備を進めている。講演では、SUCSの基本的考え方と共に、今後のセンシング技術の役割と狙い等、SUCSの効用を議論する。
      (SUCS:SENSPIRE® Universal Connecting System)

      (2) 講演1・・・14:55~15:35(40分):(会場)

      「グローバルの先端IT技術動向とデジタル・ツイン」

      一般社団法人日本OMG 代表理事 吉野 晃生様

      <概要>グローバルの先端技術動向と国際標準についてと、日本の対応状況について解説する。IoTの拡大技術としてのデジタル・ツインの動向を、デジタル・ツイン・コンソーシアムの動向とデジタル・ツイン・ホワイト・ペーパーの概要、グローバルのユース・ケースも含めて紹介する。

      休憩(15分)

      (3) 講演2・・・15:50~16:30(40分):(会場)

      「研究室の仮想化、ならびにデジタルツイン、メタバース化に
                関連する研究のご紹介」

      東京電機大学大学院理工学研究科委員長
      理工学部情報システムデザイン学系教授 神戸 英利先生

      <概要> コロナ禍の登校停止により、大学における授業や演習方法の抜本的な見直しを迫られるも満足できる対応は困難であった。研究室における学生の取り組みテーマもこれらに対応するものが4割を超える状況となった。今回は、空間仮想化並びに、実空間との融合に関連する、塾における机間指導や研究室のリアル/バーチャル融合運営への取り組み、演習の仮想化/デジタルツイン化、オープンキャンパスで実施したDX/メタバースへの取り組み事例を紹介する。

      (4) 講演3・・・16:35~17:25(50分):(遠隔)

      「VRとメタバース:教育分野における実践を中心に」

      大阪工業大学 情報科学部ネットワークデザイン学科 
      准教授 矢野 浩二朗先生

      <概要> いわゆるDXにおいて、VRは大きな期待を寄せられる分野の一つである。特に教育分野においては、Zoomなどオンラインカンファレンスシステムは学生満足度が低く、より臨場感のあるVRの利用拡大が望まれている。さらに近年では、VRで用いられるバーチャル空間を拡大し、現実社会と並行したもう一つのオンライン上の社会であるメタバースを構築しようという動きも拡大しており、こちらも教育分野における活用が最も重要視されている。本発表では、VRやメタバースの基本概念と最近の動向について、筆者自身の教育分野における実践を紹介しながら議論する。

      ・講演会終了の挨拶 ・・・17:25~17:30:(会場)

      NPO法人 M2M・IoT研究会理事長,
      東京電機大学名誉教授 小泉 寿男

      以上

      第19回専門部会セミナー(2022/10/15)参加申込み

      2022/10/15(土)に開催される第19回 専門部会セミナーに参加を希望される方は、こちらのフォームからお申込みください。


        所属(任意):

        参加していただける方の所属を記入してください。
        賛助会員(団体)の方は、必ず所属を記入してください。


        氏名(必須):

        参加していただける方の氏名を記入してください。


        メールアドレス(必須):

        連絡先のメールアドレスを記入してください。
        非会員・学生の方につきましては、改めて事務局から確認の連絡をさせていただく場合があります。


        参加区分(必須):

        参加いただける方の区分(会員、賛助会員(団体)、非会員、学生)を選択してください。今回は参加区分によらず無料としています。


        参加方法(必須):
        会場にて参加リモート参加
        会場にて参加、またはリモート参加(zoom会議室)のどちらかにチェックしてください。
        ソーシャルディスタンス確保のため会場参加の上限は40名としています。


        紹介者(任意):

        非会員、学生の方で、紹介者がおられましたら、その方の氏名を記入してください。


        連絡事項(任意):

        事務局宛に連絡、質問、要望等がございましたら記入してください。





        上記フォームに入力後に申込みボタンをクリックしてください




        第19回専門部会セミナー(2022/10/15)の詳細プログラムは、こちらをご覧ください。
        参加を申し込んでいただいた方には、メールにて申込み内容の確認と参加票をお送りしますので、参加票を印刷の上、当日持参をお願いします。遠隔から参加の方は、メールに記載のzoomミーティングアドレスにてご参加をお願いします。
        メールにてお申込みの方は、このページの最後をご覧ください。
        参加申込み後に参加取り消しをされる場合は、[お問合せ]ページ 、または、メールアドレスcontact@m2msg.org 宛に連絡をお願いします。

        <メールによる参加申込み方法>
        このフォームを利用して参加申し込みができない場合は、M2M・IoT研究会事務局宛にメール(contact@m2msg.org )にて参加申し込みをお願いします。

        メールには、下記の内容をご記入ください。

        1.参加申し込みメール送付先 (M2M・IoT研究会事務局):
        contact@m2msg.org
        2.メール件名:
        「M2M・IoT研究会 第19回専門部会セミナー(2022/10/15)参加申込み」

        3.本文:
        ・所属:(任意)
        ・氏名:(必須)
        ・メールアドレス:(必須)
        ・参加区分:(必須)⇒(注1)
        ・参加方法:(必須) (会場参加orリモート参加)
        ・紹介者/同行者:⇒(注2)
        ・連絡事項:(任意)

        (注1)会員、賛助会員、非会員、学生から選択してください
        (注2)非会員、学生の方で、本講演会の紹介者/同行者がおられましたら、その方の氏名をご記入ください

        第16回 関西部会講演会(2022/6/9) 終了の挨拶/会員限定コンテンツの公開

        第16回関西部会講演会は、2022年 6月 9日(木)に、AP大阪茶屋町 Gルームを講演会場として、Social distanceを確保した講演会場とTeamsによる遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂き、多くの方にご参加を頂き、盛況に開催でき無事終了致しました。心より御礼申し上げます。

        今回は、IoT・AIの活用には必須な要素技術の一つである【通信技術:5G】について、その標準化や活用に関する最新動向を【IoTプラットフォームとその標準化動向】と【産業での課題解決を目的とした5G等の利活用について】のテーマで、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂き、また、今回も関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から事業内容とIoT(M2M)/AI取組み事例について紹介させて頂きました。

        最初に講演1として、
        金沢工業大学 工学部 電気電子工学科 教授 横谷 哲也 様に【IoTプラットフォームとその標準化動向】のテーマでご講演頂きました。最初にIoTシステムを類型化するIoT参照モデルとIoTプラットフォームの分類(Platform1:通信プロトコル、Platform2:データモデル、Platform3:データ流通/利活用)について、また、ISO/IEC JTC1/SC41やITU-T SG20、oneM2Mの標準化団体の活動内容についてもご紹介頂いた。次に具体的に横谷様が活動されて国際標準として出版されたPlatform1に相当する通信ネットワークのアプリケーションレイヤのプラットフォームであるIoT DEP(IoT Data Exchange Platform)について、標準化に至る具体的な戦略として活動された作業内容(標準化の必要性の確認ためのユースケース分析やIoTサービスに対する軽量化通信や既存サービスに変更等の影響を与えない課題解決も併せたプラットフォームの必要性の提案など)やIoT DEPの概要やEnd point (Device, Server) のアクセスに適用したICN (Information Centric Network)技術についてCCN(Content Centric Networking)の動作概要、Nodal point間制御もご紹介頂いた。また、標準化のその先として、検証の必要性やCommunity Smart city等のオーバレイ型サービスへの展開、モビリティの考慮やドローンなどの汎用デバイスへの展開など幅広い内容をご講演して頂きました。

        次に講演2として、
        ソフトバンク株式会社 法人事業統括 法人プロダクト&事業戦略本部 デジタルオートメーション事業第1統括部 法人5G推進室 パートナー企画課 担当課長 日野 行祐 様に【産業での課題解決を目的とした、5G等の利活用について】のテーマでご講演頂きました。最初に4つの基盤(①コミュニケーション、②オートメーション、③マーケティング、④セキュリティ)で推進されているDXや、スマートファクトリーでは5Gを中心にして最先端テクノロジーを実装する基盤までトータルで提供されている内容についてご紹介頂いた。次に2020年3月27日から本格的展開が開始された5Gの超高速大容量、超低遅延、多数同時接続の特長を活用した応用事例や、特にソフトバンク様が2022年から提供されている「お客さま環境で構築する仮想LANであるプライベート5G」の工場内OTネットワークへの取組み事例として、工場稼働の見える化、外観検査の自動化、AR/VR遠隔支援などもご紹介頂いた。また、大規模な建設工事における5G×デジタルツインでリモートでの監督業務の実現、5Gによる高精細映像の伝送とAI解析で作業内容をリアルタイムに可視化・分析した事例などについてもご紹介頂いた。また、スマートシティへの取組みとして、2020年10月から本社を移転した東京ポートシティ竹芝で、1,000以上のセンサを搭載してAI・IoTなどのテクノロジーをフル活用し、スマートビルで新たな働き方を実現する取組み内容を動画も交えてご紹介頂き、共創の取組みとして設立された「ソフトバンク5Gコンソーシアム」や、大阪市、大阪産業局の行政と連携して設立されたオープンラボ「5G X Lab Osaka」についてなど幅広い内容をご講演して頂きました。

        次に、関西部会幹事会のアイテック阪急阪神株式会社からは、事業内容や交通(鉄道)・ビル・自動車システムについて、またIoT(M2M)/AI取組み事例などについてご紹介をして頂きました。

        また、最初に小泉理事長にはご挨拶とM2M・IoT研究会の活動状況についてご紹介して頂き、最後に関西部会の山﨑副部会長から講演会終了の挨拶にて締めくくり、盛大に開催を終えることができました。

        講演会の開催に際しましては多くの方々のご協力を得て開催させて頂くことができました。真に有難うございました。深く御礼申し上げます。
        引き続きM2M/IoTに関する最新事例・技術研究を進めて応用ビジネスの発掘・展開に繋がり、関西地区の活性化に少しでも貢献できるように活動を進めさせて頂きますので、ご協力・ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。


        なお、会員向けに会員限定コンテンツとして、本講演会の講演資料を公開しました。

        会員の方は、右サイドの会員専用からログインして、会員限定ページから閲覧/ダウンロードしてください。

        ユーザIDとパスワードは、会員の皆様に別途メールでご案内している通りです。ユーザIDとパスワードが不明の会員の方は事務局までお問い合わせください。

        コンテンツの再配布はご遠慮ください。また、内容を利用される場合は、著作権にご注意ください。

        2022年 6月16日 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会長 西村 雄二

        講演会写真はこちらです

        第16回関西部会講演会(2022/6/9)参加申し込み

        2022/6/9(木)に開催される第16回関西部会講演会に参加を希望される方は、こちらのフォームからお申込みください。


          所属(任意):

          参加していただける方の所属を記入してください。
          賛助会員(団体)の方は、必ず所属を記入してください。


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          非会員・学生の方につきましては、改めて事務局から確認の連絡をさせていただく場合があります。


          参加区分(必須):

          参加いただける方の区分(会員、賛助会員(団体)、非会員、学生)を選択してください。参加区分によらず無料としています。


          参加方法(必須):
          会場にて参加リモート参加
          会場にて参加、またはリモート参加のどちらかにチェックしてください。
          ソーシャルディスタンス確保のため会場参加は先着40名としています。


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          連絡事項(任意):

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          • 第16回関西部会講演会(2022/6/9)の詳細プログラムは、こちらをご覧ください。
          • 参加を申し込んでいただいた方には、メールにて申込み内容の確認と参加票をお送りしますので、参加票を印刷の上、当日持参をお願いします。遠隔から参加の方には、別途ミーティングアドレス(URL)を開催前1週間くらいに弊事務局からご連絡予定です。
          • メールにてお申込みの方は、このページの最後をご覧ください。
          • 参加申込み後に参加取り消しをされる場合は、[お問合せ]ページ 、または、メールアドレスcontact@m2msg.org 宛に連絡をお願いします。

          <メールによる参加申込み方法>
          このフォームを利用して参加申し込みができない場合は、M2M・IoT研究会事務局宛にメール(contact@m2msg.org )にて参加申し込みをお願いします。

          メールには、下記の内容をご記入ください。

          1.参加申し込みメール送付先 (M2M・IoT研究会事務局):
          contact@m2msg.org
          2.メール件名:
          「第16回関西部会講演会(2022/6/9)参加申込み」

          3.本文:
          ・所属:(任意)
          ・氏名:(必須)
          ・メールアドレス:(必須)
          ・参加区分:(必須)⇒(注1)
          ・参加方法:(必須) (会場参加orリモート参加)
          ・紹介者/同行者:⇒(注2)
          ・連絡事項:(任意)

          (注1)会員、賛助会員、非会員、学生から選択してください
          (注2)非会員、学生の方で、本講演会の紹介者/同行者がおられましたら、その方の氏名をご記入ください。