- M2M・IoT研究会は、M2M(Machine to Machine)とIoT(Internet of Things)に関する情報交換と人材育成を目的とした特定非営利活動法人です。
- このホームページは、M2M・IoT研究会の活動内容の紹介、M2M・IoT研究会主催のイベント通知、各種情報提供、入会案内を行っています。
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お知らせ |
その他のお知らせ |
–DX時代の重要課題であるメタバース、デジタルツイン、生成AI、
ロボット分野の最新動向と応用事例、
および、量子コンピューティングの学生による取り組みの紹介-
開催趣旨
デジタル技術とデータ活用により顧客や社会の課題を解決して新たな価値を創出するDX(Digital Transformation)が注目されています.このようなDX時代を迎えて,メタバースは,仮想現実の世界で人々が交流し,活動する新たなプラットフォームとして注目され,インターネットの次なる進化形として,エンターテインメントや教育,ビジネスの場での活用が期待されています.また,デジタルツインは,物理的な対象物やプロセスをデジタルで再現する技術として,リアルタイムでの監視やシミュレーションが可能となり,製造業や都市計画,医療分野などでの応用が進んでいます.さらに,生成AIは,人間のように創造的なコンテンツを生成する人工知能技術として,テキスト,画像,音楽,映像などのコンテンツ制作が自動化され,クリエイティブなプロセスが大幅に変革されつつあります.また,ロボット分野(スマートフォレストリー)では,人間と機械が共生する未来を見据えた機械ロボット技術が注目されています.
今回は,DX時代の重要課題であるメタバース,デジタルツイン,生成AI,ロボット分野(スマートフォレストリー)の最新動向と応用事例について,それぞれの分野で活躍されている方々にご講演していただきます.また,注目されている量子コンピューティング分野で経産省情報処理推進機構(IPA)未踏採択された学生による取り組みを講演していただきます.
講演会場とZoomによる遠隔視聴のハイブリッド形式で開催いたします.また,交流会も開催しますので,是非,皆様方のご参加をお願いいたします.
申し込みページ
2.開催要領
(1)日時:2024年10月23日(水) 13:00~17:45 (受付開始12:30)
交流会(18:00~19:30)
(2)会場:藤沢商工会館ミナパーク6階 多目的ホール1(定員81名)
(JR藤沢駅北口より徒歩5分)
講演会:会場(6階 多目的ホール1)と遠隔(Zoom)による
ハイブリッド形式
交流会:会場(3階 303会議室)
URL:https://www.fujisawa-cci.or.jp/access/ TEL:0466-27-8888
(3)参加費:・セミナー:NPO法人M2M・IoT研究会会員:無料,
非会員:無料,学生:無料
・交流会:2000円(学生:無料)
(4)参加申し込み方法:会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です.
申し込みページはここをクリックすると開きます
3.プログラム
司会 NPO法人M2M・IoT研究会副理事長・技術専門部会長,
サイバー大学名誉教授 清尾克彦
・プログラムの紹介・・・13:00~13:05:会場
Ⅰ NPO法人M2M・IoT研究会活動報告と理事長挨拶・・・13:05~13:25(20分)
NPO法人M2M・IoT研究会理事長,東京電機大学名誉教授 小泉寿男
Ⅱ 講演 (講師ご略歴)
(1) 基調講演・・・13:30~14:20(50分):(会場)
「メタバース/VRによる教育訓練の可能性」
東京大学情報基盤センター教授 雨宮智浩先生
<概要> 2016年頃からの高性能で廉価なVRデバイスの登場や,2020年頃からのオンライン化によってメタバースが基礎研究やゲームの領域から,日常生活の様々なシステムに拡張し,我々の暮らしを変革する段階に入っている.大学教育を始めとする様々な学習場面や訓練の場面で,現在進んでいる教育DXを加速させる役割をメタバースが果たすことは想像に難くない.本講演では,筆者がこれまで取り組んできたメタバースやVRを用いた実験的活動や教育への応用事例から,来たるべきメタバース活用社会における効果と課題について概観する.
・休憩・・・14:20~14:30(10分)
(2)講演1・・・14:30~15:20(50分):(会場)
「大学におけるデジタルツイン研究と教育の取り組み」
東京理科大学工学部情報工学科教授 立川智章先生
<概要> 近年のAI技術,IoT技術の進展により,デジタルツインの概念が注目されています.デジタルツインは,物理空間とデジタル空間をリアルタイムに連携させることで,製品の開発,製造,運用,保守,リサイクルなどの全ての段階において,効率化,品質向上,環境負荷低減などの効果をもたらすと期待されています.本講演では,デジタルツインの概念,技術,応用例について紹介し,東京理科大学におけるデジタルツイン研究の取り組みや教育の取り組みについて紹介します.
(3)講演2・・・15:25~16:05(40分):(会場)
「マルチモーダルLLMのリアル空間向け活用の技術とビジネス応用」
Idein株式会社 代表取締役CEO、
国立大学法人 東北大学 共創戦略センター特任教授 (客員)
中村晃一様
<概要> 当社は,AIカメラやAIマイク等のAI搭載デバイスを活用したソリューションを手軽に構築し,大規模運用を実現するエッジAIプラットフォームActcastを提供するスタートアップです.本日は2024年6月にリリースした「LLM App for Actcast」について技術やビジネスユースケースについてご紹介をします.マルチモーダルLLMとエッジAIを組み合わせて様々な現場からの情報収集を劇的に手軽かつ高度化する事ができます.
・休憩・・・16:05~16:15(10分)
(4)講演3・・・16:15~16:55(40分):(会場)
「スマートフォレストリー:林業DXを目指したメカトロニクス技術」
東京電機大学 未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科
教授 岩瀬将美先生
<概要> 日本国土の7割を占める森林には,資源としての価値だけでなく環境機能という側面も有している.森林の価値や機能を高め,発揮するには適切な手入れが必要であり,その担い手は林業である.急な変革が難しい林業にも効率化や自動化は急務であり,これに資するスマート林業と呼ばれるDX化に向けた本プロジェクトの取り組みについて紹介する.林業のスマート化の難しさや,それを打開するためのメカトロニクス開発について述べる.
(5)講演4・・・17:00~17:40(40分):(会場)
「経産省情報処理推進機構(IPA)未踏採択
双方向型ビジュアル量子教材の開発」
東京工業大学理学院物理学系 学生 鈴木泰雅さん
東京工業大学理学院物理学系 学生 青木幸一さん
・コーディネータ 東京高専名誉教授、
NPO法人M2M・IoT研究会理事
市村 洋
<概要> 量子コンピュータ(QC)技術は近年著しく発展し,産業応用も盛んに検討されている.QC黎明期の現在,ハード的制約を考慮したソフト作成技術が必要になる一方で,ハードに関する教育資源は大きく不足している.我々はこの課題を解決するため,頭記課題を未踏に提案し,採択された.本講演では採択された課題内容を一部抜粋し,物理と情報を橋渡しすることを目指した双方向型ビジュアル量子教材を用いて量子操作技術について基礎的な紹介を行う.
・講演会閉会の挨拶 ・・・17:40~17:45:(会場)
NPO法人M2M・IoT研究会副理事長,サイバー大学名誉教授 清尾克彦
・交流会・・・18:00~19:30:(交流会会場)
(1.2(2024/8/19)版)
以上
第19回関西部会講演会は、2023年12月12日(火)に、AP大阪茶屋町 Gルームを講演会場として、Teamsによる遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂き、多くの方にご参加を頂き、盛況に開催でき無事終了致しました。心より御礼申し上げます。
今回は、ロボットの実用化に向けた研究内容や自動運転の実現状況、また、自動車センサの現状と今後など幅広い内容について、最新の研究、開発動向を、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂きました。
最初に講演1として、
中京大学 大学院 工学研究科 教授 工学研究科長 ヒューマン・ロボティクス研究センター長 橋本 学 様に【ロボット実用化に向けた画像認識・AI研究の最新事例と展望】のテーマでご講演をして頂きました。
最初に画像認識技術について、対象物を正しく、高精度で、短時間で検出したいという基本目的の実現のために、ロバスト性(照明変動、遮蔽、変形、見えの変化、類似物の混在など)や計算リソース(GPUレス、事前学習不要、組込みCPU等々)の多種多様な現場の要求や制約課題を解決するための画素選択方法に関する機械学習も活用した研究内容をシミュレーション画像も交えてご紹介頂き、その成果をロボットに適用していくためのロボットタスク(把持して置くや把持して操作する)に必要な3つの基本課題(どこにある?(位置と姿勢を知る)、なにがある?(モノの名前を知る)、どう動く?(動作を作る))を解決するための研究内容についてもご紹介して頂いた。次に自律ロボットの実現を目指して “機能” を利用した動作を生成する研究内容について、「お茶をたてる」という動作に関して、ロボットではその目的を実現するための動作を機能から動作に生成していく必要があり、その研究内容やロボット自らが自らの動作に自動生成していく研究内容についてもご紹介して頂いた。また最近話題のGPTを活用した人の言葉を音声認識し、ロボットの動作に展開・生成していく研究について、最後に産官学連携についてもご紹介頂き、幅広い内容をご講演して頂きました。
次に講演2として、
ソニーグループ株式会社 事業開発部門 SCプロジェクト チーフビジネスプロデューサー 江里口 真朗 様に【自動運転が実現した後の世界を考える】のテーマでご講演をして頂きました。
最初にソニーグループのご紹介をして頂き、大変革期を迎えているモビリティーへの貢献実現にむけて、ソニーグループが「スマホに乗るのだ」をコンセプトにして、ヤマハとヤマハのゴルフカート(G30Es Li)をベース車にして共同開発されたSC-1についてご紹介頂いた。SC-1は、超高感度ナイトビジョンのステレオカメラや4Kディスプレイ、顔/人物認識用カメラ、5G/LTE/Wifi機能などを装備し、360度全ての方向にフォーカスが合わされた映像を車内のディスプレイに映し出し、車両周囲の環境を一度に把握でき、ソニーが開発した融合現実感(Mixed Reality)技術により、乗員がディスプレイで見られる周囲の環境を捉えた映像に様々なCGを重畳することで、これまでの自動車やカートでは景色を見るだけであった車窓がエンタテインメント空間となり、移動自体をより楽しめる。また、コンテンツ配信サーバーを接続して、顔、人物の特徴等で、その人物の属性を識別して、その人に合ったコンテンツを推奨して配信でき、サイネージシステムにより周りにニュースや広告を表示できるというまさにエンタテインメント車を実現されておられる内容をご紹介して頂いた。SC-1は、沖縄で運用中であり、上野恩賜公園では走行イベントを実施されている。関西圏での展開も検討中で、SC-1におけるコラボレーションもお声掛け頂き、幅広い内容をご講演して頂きました。
次に講演3として、
株式会社ミライズテクノロジーズ センサ開発部 部長 和戸 弘幸 様に【自動車用センサの進化と今後の動向】のテーマでご講演をして頂きました。
最初に株式会社ミライズテクノロジーズのご紹介をして頂き、自動車の電子化に伴い飛躍的に増加している車載用半導体の歴史や車載用半導体に要求される耐環境性(耐熱性、耐湿性、耐振性)や自己診断機能、搭載性、低コストであることなどを、また車に100個以上が搭載されている車載用半導体センサについては、代表的な圧力センサ、加速度センサ、磁気センサの個々のキー技術や仕組みなどを紹介頂いた。次に、今後の車載半導体センサの開発方向性として、単純な物理量検出だけでなく、バッテリ劣化や寿命を計測するセンサ、路面状態を検知できるタイヤマウントセンサ、ドライバ状態を監視するヒトセンシングなどのセンサが期待されていることや、交通事故低減への安全システムのセンシング技術や、高度運転支援用の周辺監視センサについては、ドライバがいつも正常な運転状態を保てるように、危険を認知しやすくし、事故が避けられない場合には介入制御するためのミリ波レーダ、ライダー、カメラ、超音波センサの情報安全系の4センサについて、ご紹介を頂いた。最後に自動運転用センサの取り組みについて、高度運転支援/自動運転開発の全体像や自動運転に必要なセンシング技術の課題やその解決に向けての取組み内容など、幅広い内容をご講演して頂きました。
また、最初に関西部会長の西村から講演会開催の挨拶をさせて頂き、最後に関西部会の清水幹事から講演会閉会の挨拶にて締めくくり、盛大に開催を終えることができました。
講演会後に開催しました交流会では、江里口様は急用でご参加頂けませんでしたが、橋本様、和戸様にご参加頂き、ご講演者の方々とのお話や、参加された皆さん相互でのお話が進み、楽しく有意義な情報交換・交流の場として開催することができました。
講演会、交流会の開催に際しましては多くの方々のご協力を得て開催させて頂くことができました。真に有難うございました。深く御礼申し上げます。
引き続きM2M/IoTに関する最新事例・技術研究を進めて応用ビジネスの発掘・展開に繋がり、関西地区の活性化に少しでも貢献できるように活動を進めさせて頂きますので、ご協力・ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
<会員様向け>
なお、会員限定コンテンツとして、本講演会の講演資料については、許可をいただいた範囲内で、M2M・IoT研究会のホームページにアップロードし、会員の皆様に公開いたしましたので活用ください。
会員の方は、右サイドの会員専用からログインして、会員限定ページから閲覧/ダウンロードしてください。
ユーザIDとパスワードは、会員の皆様に別途メールでご案内している通りです。ユーザIDとパスワードが不明の会員の方は事務局までお問い合わせください。
コンテンツの再配布はご遠慮ください。また、内容を利用される場合は、著作権にご注意ください。
2023年12月25日 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会長 西村 雄二
第18回関西部会講演会は、2023年 6月30日(金)に、AP大阪茶屋町 Gルームを講演会場として、Teamsによる遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂き、多くの方にご参加を頂き、盛況に開催でき無事終了致しました。心より御礼申し上げます。
今回は、近年実用化しつつあるドローンに関して、海のドローンともいわれる自律型無人潜水機についての最新の開発状況や、近年のスマートマニュファクチャリングの実現に向けて様々なコンソーシアムが活動されており、その活動内容や活用事例について、企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂き、また、関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から会社紹介と事業内容について紹介させて頂きました。
最初に講演1として、
川崎重工業株式会社 エネルギーソリューション&マリンカンパニー 船舶海洋ディビジョン エグゼクティブフェロー(潜水艦・AUV関連技術担当) 湯浅 鉄二 様に【海のドローン(自律型無人潜水機)の概要と弊社での開発並びに今後の展望】のテーマでご講演をして頂きました。
最初に、無人潜水機には遠隔操作型(ROV:Remotely Operated Vehicle)と自律制御型(AUV:Autonomous Underwater Vehicle)があり、それぞれの特徴(長・短所)やAUVの短所を補う要素技術(省エネ、非接触充電、精密自律制御、水中光通信)についてご紹介頂きました。次に、川崎重工様がAUV開発に至る経緯や具体的に開発されている海底油田設備での作業型AUVについて、開発されている基盤要素技術やAUVをサポートするドッキングステーションの概略仕様、開発時の非接触充電デモンストレーションや大容量信号伝送デモンストレーションの状況もご紹介頂きました。2018年度から英国スコットランドの海中試験場にて、ドッキング試験を実施され、実用化に向けて国交省補助事業としてロボットアーム(パイプ検査用)とITU(Inspection Tool Unit)を装備したプロトタイプ AUVを開発された。その後商用化に向けて開発されたAUV:SPICE( Subsea Precise Inspector with Close Eyes)について、実施された試験(パイプ捜索、パイプトラッキング、ドッキング)や高評価であった試験結果についてもご紹介頂きました。現在は、北海油田向けに英国/MODUS SUBSEA SERVICES LIMITEDから受注され(2021.5.18公表)、今後は、洋上風力発電設備検査への事業展開も計画されている。最後に、AUVを含めて海洋ロボティクスの国家戦略として戦略的イノベーション創造プログラム(SIP) 「革新的深海資源調査技術」についてもご紹介など、幅広い内容をご講演して頂きました。
次に講演2として、
三菱電機株式会社 名古屋製作所 開発部 規格標準化推進グループ 専任 茅野 眞一郎 様に【スマートマニュファクチャリングの動向とその達成度に関する評価】のテーマでご講演をして頂きました。
最初に、スマートマニュファクチャリングに関連して話題となった言葉(IT、ICT、M2M、IoT、DX、CN等々)と関連団体とその活動内容について、黎明期:1980~2000年のM2M・IoTライクなシステムから第4次産業革命: ものづくりにおける革命(産業革命の4段階)、Industrie 4.0の目標とその背景、アクションそしてものづくりにおける諸外国の動きや日本のIoT化の取り組み、Society5.0とConnected Industriesの位置づけ、ものづくりにおける日本の動きなどをご紹介頂きました。また、スマートマニュファクチャリングの深化としてカーボンニュートラルの活動についてもご紹介頂きました。次に、Industrie 4.0、スマート工場、スマート製造、産業IoT、製造DX、環境GXなどが進む中での製造現場のみえる化についてその背景や課題、また製造現場のみえる化/IoT化の評価指標(物差し)の一つとして16個のマス(みえる化の4レベルと管理対象の4レベル)で表すSMKL(Smart Manufacturing Kaizen Level)や国際標準であるISO 22400で規定されている38個の産業用KPI(Key Performance Indicators)、そしてKPIの活用方法、事例をご紹介頂きました。また、SMKLの海外展開としてSMKL指標を使って現場改善を実施するユースケースの国際標準化への提案活動やKPIの活用評価事例として、IAF-CLiCの提唱するKEIモデル((予実管理を主眼に置くKPIモデル(KPI Element Information Model))と実証システムとして二酸化炭素排出量計測システムもご紹介など、幅広い内容をご講演して頂きました。
次に、関西部会幹事会の西菱電機株式会社から、事業内容やJR東海様向けや防災向けシステム、AI活用事例として、駐車場満空監視、逆走検知システムなど、また、鳥取大学とAIを活用した行動認識技術の共同研究内容についてご紹介をして頂きました。
また、最初に小泉理事長にはご挨拶とM2M・IoT研究会の活動状況についてご紹介して頂き、最後に関西部会の中島監事代理から講演会終了の挨拶にて締めくくり、盛大に開催を終えることができました。
講演会後に開催しました交流会では、湯浅様、茅野様にもご参加頂き、ご講演者の方々とのお話や、参加された皆さん相互でのお話が進み、楽しく有意義な情報交換・交流の場として開催することができました。
講演会、交流会の開催に際しましては多くの方々のご協力を得て開催させて頂くことができました。真に有難うございました。深く御礼申し上げます。
引き続きM2M/IoTに関する最新事例・技術研究を進めて応用ビジネスの発掘・展開に繋がり、関西地区の活性化に少しでも貢献できるように活動を進めさせて頂きますので、ご協力・ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
なお、会員向けの講演資料など、準備が整い次第、ホームページにアップロードさせていただきます。
2023年 7月 6日 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会長 西村 雄二
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会が今年の6月に続き、第17回関西部会講演会をSocial distanceを確保した講演会場と遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で下記要領にて開催させて頂きます。今回は、IoTの社会実装を推進するIoT人材育成の取り組みや、カーボンニュートラルに向けた自動車産業の方向性、IBMのクラウドプラットフォームの活用に向けた取り組みなど幅広い内容について、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂きます。ご案内をさせて頂きますとともに、皆様のご参加をお待ちしております
1.開催案内
1) 日時 2022年12月16日(金)13:30~17:00(受付開始13:00)
2) 会場 AP大阪茶屋町 Gルーム
URL: https://www.tc-forum.co.jp/ap-umedachayamachi/access/
住所: 大阪府大阪市北区茶屋町1−27 ABC-MART梅田ビル 8F
Social distance配置の会場とTeamsによる遠隔参加
当日の連絡先: 06-6227-4002(関西部会事務局)
3) 参加費 M2M・IoT研究会会員無料,非会員無料,学生無料
尚、今回も交流会はなしとさせていただきます。
(当日も会員加入の手続きもさせて頂いております)
4) 参加 会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です。
上記の「参加申込み」をクリックいただくか、下記のページからお申込みください。
⇒ https://www.m2msg.org/?p=5745
・会場参加者:先着40名様(聴講+質疑応答)
・会場参加者はマスク着用でご来場ください。
発熱や体調不良の方のご来場はご遠慮ください。
また、会場入口での消毒スプレーによる手の消毒と体温測定にご協力ください。
5) 主催 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会
2.プログラム
Ⅰ.開会挨拶 ・・・ 13:30~13:35
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 部会長 西村 雄二
Ⅱ.講演-1 ・・・ 13:35~14:35
題目 【OpenShift/コンテナの活用例のご紹介】
日本アイ・ビー・エム株式会社 IBMコンサルティング事業部
HCS, Openshift&Middleware事業部 パートナー 佐藤 卓由 様
概要: IBMがOpenShiftに注力している背景、コンテナ化を推進している理由や、OpenShiftの特徴(Kubernetesとの違い等)を実例やご活用頂くための体制例や支援サービスの内容について、紹介する。
(休憩 ・・・ 10分) ・・・ 14:35~14:45
Ⅲ.講演-2 ・・・ 14:45~15:45
題目 【カーボンニュートラルに向けた自動車産業の方向性】
(株)SOKEN エグゼクティブフェロー
日本自動車部品工業会 技術顧問 古野 志健男 様
概要: 2050年のカーボンニュートラルに向けて世界中が大きく動き出している。その中でも、運輸の自動車業界では、BEVを中心とした電動化と再生可能エネルギーによる水素や合成燃料技術に舵を切って来ている。それら自動車メーカーの中長期的な経営戦略を紹介する。将来、モビリティ社会として本当にBEVが席巻し、世の中から内燃機関は消滅していくのか? BEVやFCEV普及の課題は解決するのか?二次電池は足りるのか?e-fuelの供給量やコストは成り立つのか?など、各社の本音にも迫り、今後のカーボンニュートラルに向けた自動車産業の方向性を紐解いてみたい。
(休憩 ・・・ 10分) ・・・ 15:45~15:55
Ⅳ.講演-3 ・・・ 15:55~16:55
題目 【IoTによる災害レジリエンス向上とIoT人材育成の取り組み】
福井工業大学 AI&IoTセンター・経営情報学科
教授 情報メディアセンター長 北上眞二 様
概要: 福井工業大学では、災害レジリエンス向上を目的とした研究開発を推進している。その一例として、雨水の資源化と内水氾濫緩和を両立させるクラウド型雨水タンク管理システムの開発、およびLPWAを活用した中小河川監視実証実験について紹介する。また、IoTの社会実装を推進するIoT人材育成の取り組みについても紹介する。 (LPWA: Low Power Wide Area Network)
Ⅴ.終了挨拶 ・・・ 16:55~17:00
NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会 副部会長 山﨑 貞彦
(日本マイクロシステムズ株式会社 代表取締役会長)
なお、プログラムについては、状況に応じて変更させて頂く場合がありますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。
以上
-【IoTプラットフォームとその標準化動向】-
-【産業での課題解決を目的とした5G等の利活用について】-
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会は、おかげ様で今年度創立9周年目を迎えることができました。ご支援を賜りました皆様に厚く御礼申し上げます。昨年に続き、今年度も第16回関西部会講演会としてSocial distanceを確保した講演会場と遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂きます。
今回は、IoT・AIの活用には必須な要素技術の一つである【通信技術:5G】について、その標準化や活用に関する最新動向を【IoTプラットフォームとその標準化動向】と【産業での課題解決を目的とした5G等の利活用について】のテーマで、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂き、また、今回も関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から会社紹介と事業内容について紹介させて頂きます。ご案内をさせて頂きますとともに、皆様のご参加をお待ちしております。
印刷ページ
申込みはこちらをクリックしても行えます
1.開催案内
1) 日時 2022年 6月 9日(木)13:30~17:00(受付開始13:00)
2) 会場 AP大阪茶屋町 Gルーム
URL: https://www.tc-forum.co.jp/ap-umedachayamachi/access/
住所: 大阪府大阪市北区茶屋町1−27 ABC-MART梅田ビル 8F
Social distance配置の会場とTeamsによる遠隔参加
当日の連絡先: 06-6227-4002(関西部会事務局)
3) 参加費 M2M・IoT研究会会員無料,非会員無料,学生無料
尚、今回も交流会はなしとさせていただきます。
(当日も会員加入の手続きもさせて頂いております)
4) 参加 会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です。
下記のページからお申込みください。
⇒ https://www.m2msg.org/?p=5669
・会場参加者:先着40名様(聴講+質疑応答)
・会場参加者はマスク着用でご来場ください。
・発熱や体調不良の方のご来場はご遠慮ください。
・また、会場入口での消毒スプレーによる手の消毒と体温測定にご協力ください。
5) 主催 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会
2.プログラム
Ⅰ.開会挨拶
NPO法人M2M・IoT研究会 理事長 小泉 寿男 ・・・13:30~13:50
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 部会長 西村 雄二 ・・・13:50~13:55
Ⅱ.講演-1 ・・・ 13:55~14:55
題目 【IoTプラットフォームとその標準化動向】
金沢工業大学 工学部 電気電子工学科 教授 横谷 哲也 様
概要: 近年、様々なIoTサービスが検討されており、これらを同一の通信インフラ上で実現するためには、必要機能を共通化したプラットフォームが必要となる。本講演では、IoT参照モデルを示し、それに基づくプラットフォームの考え方と方式の分類と、それらを実現するための課題、技術及び普及浸透に向けた国際標準化の動向と今後の展開について紹介する。また、講演者が取り組む通信ネットワークのアプリケーションレイヤ相当で実現するプラットフォームであるIoT-DEP(IoT Data Exchange Platform)の概要と今後の展開や、更に、IoT-DEPの標準化を進めるISO/IEC JTC1/SC41の状況についても紹介する。
(休憩 ・・・ 10分) ・・・ 14:55~15:05
Ⅲ.講演-2 ・・・ 15:05~16:05
題目 【産業での課題解決を目的とした、5G等の利活用について】
ソフトバンク株式会社 法人事業統括 法人プロダクト&事業戦略本部
デジタルオートメーション事業第1統括部 法人5G推進室
パートナー企画課 担当課長 日野 行祐 様
概要: LTEやスマートフォンによって、インターネットが常にそばにある日常に変わった。これは人の目線だけでなく、モノの目線についても、同様である。5Gは今まで以上にあらゆるものがより高度につながることで、産業での活用が期待されている。産業のためのネットワークとして、デジタル化・自動化を目的としてどのような利活用ができるのか、具体事例を通じて、ソフトバンクの取組みなどを紹介する。
(休憩 ・・・ 10分) ・・・ 16:05~16:15
Ⅳ.関西部会幹事企業 事業紹介 ・・・ 16:15~16:45
アイテック阪急阪神株式会社
Ⅴ.終了挨拶 ・・・ 16:45~16:50
NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会 副部会長 山﨑 貞彦
(日本マイクロシステムズ株式会社 代表取締役会長)
なお、プログラムについては、状況に応じて変更させて頂く場合がありますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。
以上
ー【もの作りを活用した人材育成とクラウドプラットフォームの活用】ー
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会が今年の6月に続き、第15回関西部会講演会を下記要領にて開催します。今回は、【もの作りを活用した人材育成とクラウドプラットフォームの活用】について、最新の動向を【様々な技術を「もの作り」で人材育成を促進する自由工房の活動とIoT/M2M やデータ分析における AWS クラウドの活用】のテーマで、大学で最新技術の研究や学生院生の人材育成をされておられる先生と企業で具体的なビジネス展開をされておられる方にご講演をして頂き、また、関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から企業内容とともにクラウドプラットフォーム応用した開発事例の紹介もさせて頂きます。ご案内をさせて頂きますとともに、皆様のご参加をお待ちしております。
印刷ページ
申込みはこちらをクリック
1.開催要領
1) 日時 2021年12月 8日(水)13:30~17:00(受付開始13:00)
2) 会場 AP大阪駅前 APホールⅠ
URL: https://www.tc-forum.co.jp/ap-osakaekimae/access/
住所: 大阪府大阪市北区梅田1-12-12
東京建物梅田ビル B1F・B2F(受付B1F)
Social distance配置の会場とTeamsによる遠隔参加
当日の連絡先: 06-6227-4002(関西部会事務局)
3) 参加費 M2M・IoT研究会会員無料,非会員無料,学生無料
尚、今回の交流会はなしとさせていただきます。
(当日も会員加入の手続きもさせて頂いております)
4) 参加 会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です。
こちらからもお申込みいただけます ⇒ 申込ページ
・会場参加者:先着40名様(聴講+質疑応答)
・会場参加者はマスク着用でご来場ください。
発熱や体調不良の方のご来場はご遠慮ください。
また、会場入口での消毒スプレーによる
手の消毒と体温測定にご協力ください。
5) 主催 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会
2.プログラム
Ⅰ.開会挨拶 ・・・ 13:30~13:35
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 部会長 西村 雄二
Ⅱ.講演-1 ・・・ 13:35~14:35
題目 【自由な「もの作り」で人材育成を促進する自由工房の活動】
大阪電気通信大学 工学部 電子機械工学科 教授 入部 正継 様
概要: 大阪電気通信大学では、学生の自由な「もの作り」活動を支援する目的で「自由工房」という団体を運営しており、自由工房では120名を超える学生・院生が様々な「もの作り」活動を自律的に行っている。その成果は、各種ロボットコンテストや電気自動車レースの競技会等での入賞実績として確認でき、またそれと同時に、活動する学生達の人間的な成長としても教育の効果を確認することができる。本講演では、自由工房での学生の自律的なもの作り活動の内容を指導者の視点から紹介し、その教育効果について紹介する。
(休憩 ・・・ 15分) ・・・ 14:35~14:50
Ⅲ.講演-2 ・・・ 14:50~15:50
題目 【IoT/M2M やデータ分析における AWS クラウドの活用について】
アマゾンウエブサービスジャパン株式会社 技術統括本部
西日本ソリューション部 シニアソリューションアーキテクト
部長 清水 崇之 様
ソリューションアーキテクト 澤 亮太 様
概要: “Amazon では IoT センサ技術などを使った無人コンビニエンスストアである「Amazon Go」や音声認識による AI エージェントである「Amazon Alexa/Echo」などを展開している。これらのサービスの基盤には AWS クラウドが利用されており、その高い拡張性と柔軟性のうえに成り立っている。本セッションでは、実際に構築運用されているお客さま事例をみつつ IoT/M2M やデータ分析における AWS クラウドの活用方法をご紹介する。
(休憩 ・・・ 15分) ・・・ 15:50~16:05
Ⅳ.関西部会幹事企業 クラウドプラットフォーム応用開発事例紹介
・・・ 16:05~16:35
アステック株式会社
Ⅴ.終了挨拶 ・・・ 16:35~16:40
NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会 副部会長 山﨑 貞彦
(日本マイクロシステムズ株式会社 代表取締役会長)
なお、プログラムについては、状況に応じて変更させて頂く場合がありますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。
以上
-DX時代の重要技術 AI/IoT,クラウド,アジャイル
の紹介とオンライン実習型AI教育法事例報告ー
1.開催趣旨
デジタル技術とデータ活用により顧客や社会の課題を解決して新たな価値を創出するDX(Digital Transformation:デジタル変革)が注目されています。DXの時代を迎えて、IoTにより収集されたビッグデータとAI技術による認識・評価・分析技術によりますます応用分野が広がり,新しいイノベーションが期待されています. AI/IoT分野の最先端で活躍されている企業の方々に,それぞれの分野での最新の取り組み状況と今後の動向等について,ご講演をいただきます.また,IoT/AI時代を迎え、注目されているアジャイル開発の考え方を用いたプロジェクト型教育について大学での取り組みを紹介いただきます.M2M・IoT研究会からの活動紹介として、「オンライン実習型AI教育法」について紹介する予定にしております.
今回も,新型コロナウイルスの影響を考慮して,講演会場とZoomによる遠隔視聴を組み込んだ形式で開催いたしますので,是非,ご参加をお願いいたします.
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申込みはこちらをクリック
2.開催要領
(1)日時:2021年11月13日(土) 13:30~17:10,交流会はありません
(受付開始13:00)
(2)会場:藤沢商工会館ミナパーク 302会議室
(JR藤沢駅北口より徒歩5分)TEL:0466-27-8888
URL:https://www.fujisawa-cci.or.jp/access/
形式:新型コロナウイルス対策の会場とZoomによる遠隔参加
(3)参加費:セミナー:M2M・IoT研究会会員無料,非会員無料,学生無料
(4)参加申し込み方法:会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です.
参加される方は,「https://www.m2msg.org/?p=5565」 から申し込みください.
・会場参加者:先着30名様、遠隔参加者:先着100名様
・会場参加者はマスク装着でご来場ください。発熱や体調不良の方の
ご来場はご遠慮ください。
また、会場入口での消毒スプレーによる手の消毒と体温測定にご協力ください。
3.プログラム
司会 M2M・IoT研究会副理事長・技術専門部会長,サイバー大学教授
清尾 克彦
・プログラムの紹介・・・13:30~13::35:会場
Ⅰ M2M・IoT研究会理事長挨拶・・・13:35~13:50(15分):会場
NPO法人 M2M・IoT研究会理事長 小泉 寿男
Ⅱ 講演(講演は講演会場または遠隔場所からの発信になります.)
(1)講演1・・・13:50~14:35(45分):
「IBM Research における金融向けAI技術の御紹介」
日本アイ・ビー・エム(株) 東京基礎研究所
シニア・テクニカル・スタッフ・メンバー
フィナンシャル・テクノロジー部長 吉濱佐知子様
<概要>IBM Research では全世界の研究員が協力し、未来のコンピューティング技術のための研究開発を行っています。本講演では、IBM Research の概要と取り組みを、特に以下のAI 関係技術を中心に御紹介させていただきます。
(1) 討論を行うコンピュータであるProject Debater の概要と、その応用としての
ニュース記事分析による金融向けソリューション
(2) 決済データの大規模グラフ分析技術
(2)講演2・・・14:40~15:25(45分):
「IoT機器によるリアルタイムデータ分析の実現」
クラウドエース株式会社 Google Cloud Authorized Trainer
エモーショナルエバンジェリスト ラリオス川口様
<概要> 昨年よりつづく新型コロナウィルスが世の中の流れを大きく変えた現在、ICTの活用が求められています。これまでデジタル化が進みにくかった領域にも「DX」のキーワードで目まぐるしい速さでデジタル化が進んでいます。その中で中心となる技術がIoT、ビッグデータ、AIといった分野です。この分野においてGoogle Cloudが一歩進んでいる素晴らしいサービスをご紹介します。
休憩(10分)
(3)講演3・・・15:35~16:20(45分):
「AgilePBL(アジャイルなプロジェクトベース学習)を通じて
生き生きとした価値創造の場を作る」
筑波技術大学 産業技術学部 准教授/筑波大学 非常勤講師
渡辺知恵美先生
<概要>筑波大学で実施しているプロジェクトベース学習では、アジャイル開発の価値・原則をもとにしたチームによるソフトウエア開発(AgilePBL)を実践しています。1コマ(3時間)スプリントによる高速なフィードバックループの中で、チーム内・チーム間・そして教員やTAを含めた組織全体での学びが活性化していく様子をご紹介したいと思います。
Ⅲ M2M・IoT研究会活動報告:会場
・オンライン実習型AI教育法改版の開発状況報告
・・・16:25~17:05(40分)
「AI応用プロトタイプ構築によるAI教育法の企業向け実践事例紹介」
NPO法人M2M・IoT研究会理事,サイバー大学教授 大江 信宏
<概要> AI応用プロトタイプ構築によるAI教育法は、事例や教材プロトタイプ実習によるAI基礎学習に加え、統計的機械学習やディープラーニングを用いた4種類の応用プロトタイプ学習を通して、実際の現場で、IT系技術者だけでなく、多くの実務者がAIを活用できるようになることを目指しています。本報告では、この概要を紹介するとともに、企業人を対象にしたオンライン講座として、2020年、2021年と連続して実践した事例とその成果をご報告致します。
・講演会終了の挨拶 ・・・17:05~17:10:会場
NPO法人 M2M・IoT研究会副理事長,株式会社VCJ 代表取締役社長/CEO 飯田秀正
以上
予告:上記セミナーの開催後の2021年12月8 日(水)に
第15回 関西部会講演会を開催します。
案内はこちらをクリックしてご覧ください。
第14回関西部会講演会は、2021年 6月18日(金)に、AP大阪駅前 APホールⅠを講演会場として、Social distanceを確保した講演会場とTeamsによる遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂き、多くの方にご参加を頂き、盛況に開催でき無事終了致しました。心より御礼申し上げます。
今回は、今最も注目されている【AIと5G】について、その活用に関する最新動向を【AIを活用したテキストマイニングとクラウド環境を活用した5Gのサービス展開】のテーマで、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂き、また、今回新たに関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から企業内容とともにIoT・AI事例紹介もさせて頂きました。
最初に講演1として、
中央大学 理工学部 ビジネスデータサイエンス学科 教授 難波 英嗣 様に【テキストマイニングとAI】のテーマで、データサイエンティストに求められるスキルや日常的に使うことば(自然言語)をコンピュータで処理させるための自然言語処理に人工知能(AI)を活用し、大量のテキストから価値のある情報を見つけ出す、いわゆるテキストマイニングに関する最新の技術動向について、言語と情報の違い(言語は情報を伝達するための手段であり、言語の裏側に人間の思想や感情、意思などの情報がある)や、そのことが自然言語処理の難しさにつながっていること、機械学習を用いるメリット(学習用データを増やすことでより正確な処理が可能になる)についてもご紹介頂き、具体的な応用事例として、特定の形態に基づいた観光地の推薦や旅行計画も可能にする事例や研究開発情報の分析事例などについてご紹介頂いた。今後は人間を模倣するだけでなく知識を創造するAIの開発も必要であるとのお話も伺い、最新の自然言語処理に人工知能(AI)を活用する研究内容について幅広い内容をご講演して頂きました。
次に講演2として、
日本マイクロソフト株式会社 シニア テクニカル スペシャリスト 小島 浩 様に【クラウド環境を活用した5Gのサービス展開】のテーマで、高速データ通信や制御用、IoTデバイス向けなどの応用分野対応でサービスを提供されているeMBBやURLLC、mMTCについて、また主に企業向けサービスに応用されており、それによって新しいネットワークへの要求があり、エッジコンピューティングも含めた様々なクラウドへの柔軟に対応できる5Gのネットワーク構成やサービス内容について、またMVNOやIoT/M2Mに最適化されたコアなどを活用し、プライベート5Gネットワークやエッジコンピューティングも含め、クラウドの様々な活用方法に最適なパブリッククラウドを構築することにより市場投入までの時間がプライベートクラウドに比べて10倍速くサービスが提供できることやその構築・応用事例、またプライベートでローカルな5Gの応用事例として工場IoTやスタジアムなどのライブコンテンツなどについてご紹介をして頂き、最新のクラウド環境における5Gの応用事例について幅広い内容をご講演して頂きました。
次に、関西部会幹事会の日本マイクロシステムズ株式会社からは、事業内容やIoT・AI関連製品、協業活動をしておられる内容についてご紹介をして頂きました。
また、最初に小泉理事長にはご挨拶とM2M・IoT研究会の活動状況についてご紹介して頂き、最後に関西部会の山崎副部会長から講演会終了の挨拶にて締めくくり、盛大に開催を終えることができました。
講演会の開催に際しましては多くの方々のご協力を得て開催させて頂くことができました。真に有難うございました。深く御礼申し上げます。
引き続きM2M/IoTに関する最新事例・技術研究を進めて応用ビジネスの発掘・展開に繋がり、関西地区の活性化に少しでも貢献できるように活動を進めさせて頂きますので、ご協力・ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
なお、会員向けに会員限定コンテンツとして、本講演会の講演資料を公開しました。
会員の方は、右サイドの会員専用からログインして、会員限定ページから閲覧/ダウンロードしてください。
ユーザIDとパスワードは、会員の皆様に別途メールでご案内している通りです。ユーザIDとパスワードが不明の会員の方は事務局までお問い合わせください。
コンテンツの再配布はご遠慮ください。また、内容を利用される場合は、著作権にご注意ください。
2021年 6月22日
NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会長 西村 雄二
講演会写真風景
リモートによるM2M・IoT研究会 小泉 寿男 理事長 の挨拶
M2M・IoT研究会 関西部会 西村 雄二 部会長 の挨拶
(講演―1)
中央大学 理工学部 ビジネスデータサイエンス学科
教授 難波 英嗣 様 のご講演
(講演―2)
日本マイクロソフト株式会社 シニア テクニカル
スペシャリスト 小島 浩 様 のご講演
(事例紹介) M2M・IoT研究会 関西部会
幹事 橋爪 正樹 様の事例紹介
(日本マイクロシステムズ株式会社 取締役社長)
M2M・IoT研究会 関西部会
山崎 貞彦 副部会長 の講演会終了挨拶
(日本マイクロシステムズ株式会社 代表取締役会長)
講演会場全景
主催:NPO法人M2M・IoT研究会
XR(VR:仮想現実、AR:拡張現実、MR:複合現実の総称)は、パソコン、モバイルに続く「第3のプラットフォーム」として、社会を変えていくことが期待される技術・サービスである。2016年がVR元年といわれて以来、発展を続け、XRが提供する新たな「体験価値」の可能性は計り知れないものがある。特に、5G時代を迎え、超高速・大容量/超低遅延通信が可能になり、応用分野の拡大と実践が期待されている。
今回、このような状況を踏まえて、XRの現状を概観し、世界的にAR分野で活動しているPTC社の事例(VUFORIA)とVCJ社で開発中の遠隔業務支援AR SMART GLASSについて紹介する。
今回は会場+遠隔での開催を予定しておりますので、ぜひ、ご参加ください。
参加申込みページ 印刷ページ
1.日 時: 2021年5月29日(土) 14:00~17:00(受付開始 13:30~)
交流会はなし
2.会 場: 藤沢商工会議所ミナパーク
5階 504室+Zoom遠隔(参加者に別途案内)
JR 藤沢駅下車 北口より徒歩3分
URL:https://www.fujisawa-cci.or.jp/access/
TEL:0466-27-8888
3.参加費: 無料 (なお、会場では年会費の納付を承ります)
4.参加申し込み方法:
会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です.
参加される方は,参加申込みページから申し込みください.
・会場参加者:先着20名様、遠隔参加者:先着80名様
・会場参加者はマスク装着でご来場ください。
発熱や体調不良の方のご来場はご遠慮ください。
5.シンポジウムのプログラム(14:00~17:00):
司会 NPO法人M2M・IoT研究会副理事長、
サイバー大学教授 清尾 克彦
理事長挨拶 14:00~14:05
NPO法人M2M・IoT研究会理事長 小泉 寿男
① 講演1 14:05~14:50(45分、会場)
『XRの概要と主な応用事例の紹介』
NPO法人M2M・IoT研究会副理事長、
サイバー大学教授 清尾 克彦
概要 XRはVR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)の総称である。今回は、XRを構成するVR、AR、MRのそれぞれの概要と特徴を説明し、主な応用事例について紹介する。また、XRで使われているウェアラブル機器(HMDやスマートグラスなど)についても紹介する。
② 講演2 15:00~16:00(60分、会場)
『産業界のAR活用 ~ AR技術継承・AR遠隔支援・AR作業マニュアル~』
PTCジャパン エジュケーション事業部
マネージャー 山本 和良氏
概要 昨今の人材不足による情報提供の不足、専門家の技能伝承、最新の教育手法、また遠隔地にいる専門家との的確なコミュニケーションなどの課題を物理的な環境とデジタル情報を融合させた拡張現実 (AR)を活用する事により、現場の従業員は、素早く技術を習得し、活用できる方法をご紹介する。
③ 講演3 16:10~16:55(45分、会場)
『保守事業革新と遠隔支援AR SMART GLASS(DRAGOFLY)の紹介)』
VALLEY CAMPUS JAPAN社 PRESIDENT &CEO、
NPO法人M2M・IoT研究会副理事長 飯田 秀正氏
概要 VCJ社は製造業の保守事業革新に焦点を当てその課題の解決手段の一つであるAR SMART GLASSの開発を行っている。くっきり見やすく軽いAR SMART GLASSを活用し現場と保守センターとの距離をなくすことによりベテランが出張者に寄り添い相談に乗れることを目指している。フィンランド製の世界TOP CLASSのグラスに当社の技術を加え現在量産試作品の顧客紹介を始めている。また取得した現場のCLOUD画像データのAI活用などを目指し更なる革新を目指している。世の中はWEARABLE 技術が進展しいよいよ携帯からWEARABLEの方向への実用化が本格的に始まろうとしておりその実用化の一例を紹介する。
閉会挨拶 16:55~17:00
NPO法人M2M・IoT研究会副理事長、
サイバー大学教授 清尾 克彦
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会は、おかげ様で今年度創立7周年目を迎えることができました。皆様に厚く御礼申し上げます。春季に開催を予定していました講演会は、新型コロナウィルスの影響もあり、中止とさせていただきましたが、第13回関西部会講演会をSocial distanceを確保した講演会場と遠隔視聴を組み込んだ形式で開催させて頂くことに致しました。今回は、AI活用に関する最新動向に関して、
【最適化機能を持ったAI技術とその活用法とAI技術をどう業務に活用していくか】
について、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂き、また、今回新たに関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から企業内容とともにIoT・AI事例紹介もさせて頂きます。ご案内をさせて頂きますとともに、皆様のご参加をお待ちしております。
NPO法人 M2M・IoT研究会
1.開催案内
1) 日時 2020年12月 8日(火)13:30~16:40(受付開始13:00)
2) 会場 大阪市中央公会堂 小集会室
URL: https://osaka-chuokokaido.jp/map/
住所: 大阪市北区中之島1丁目1番27号
Social distance配置の会場とTeamsによる遠隔参加
当日の連絡先: 06-6227-4002(関西部会事務局)
3) 参加費 M2M・IoT研究会会員無料,非会員無料,学生無料
尚、今回の交流会はなしとさせていただきます。
(当日も会員加入の手続きもさせて頂いております)
4) 参加 会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です。
下記のページからお申込みください。
⇒
・会場参加者:先着40名様(聴講+質疑応答)
・会場参加者はマスク着用でご来場ください。
発熱や体調不良の方のご来場はご遠慮ください。
また、会場入口での消毒スプレーによる手の消毒と
体温測定にご協力ください。
5) 主催 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会
2.プログラム
Ⅰ.M2M・IoT研究会関西部会長挨拶 ・・・ 13:30~13:35
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 部会長 西村 雄二
Ⅱ.講演-1 ・・・ 13:35~14:35
題目 【最適化機能を持ったAI技術とその活用法】
大阪工業大学 情報科学部 准教授 平嶋 洋一 先生
概要: 深層学習は教師データの質が学習後の識別性能を左右する、教師付き学習法である。うまく学習ができた場合の成功事例は医用画像における病巣部位の抽出、小売店のレジにおける売り上げ商品の識別、大量の論文データからの文献スクリーニングなどがある。一方、教師なし学習法として知られている強化学習は、適切な問題設定ができれば、少ない情報から最適解が得られる。応用例として、経路ナビゲーション、意思決定支援、物流スケジューリングなどがある。深層学習も強化学習もデータを利用した学習法であるが、両者は異なる特徴を持つ。強化学習側から光を当てながら、実例を交えて、両学習法の得意分野、不得意分野、連携の可能性などについて紹介する。
(休憩 ・・・ 15分) ・・・ 14:35~14:50
Ⅲ.講演-2 ・・・ 14:50~15:50
題目 【Google Cloud Platformで実現する業務で使える
機械学習サービス】
クラウドエース株式会社 事業推進本部 大阪支社長 西村 武彦 様
概要: 近年で飛躍的に市場規模が拡大し、ビジネスの現場でも「AIを活用した働き方改革」が叫ばれるなど、ソリューションへのニーズが高まっているAI・機械学習について、Google Cloud Platformの概要と、AIの専門知識がなくても高精度な音声・画像認識が実現できる機械学習サービスをどう業務に活用するか、デモを交えて紹介します。
(休憩 ・・・ 15分) ・・・ 15:50~16:05
Ⅳ.関西部会幹事会新規参加企業紹介と ・・・ 16:05~16:35
IoT・AI事例紹介
日東コンピュータサービス株式会社
Ⅴ.講演会終了の挨拶 ・・・ 16:35~16:40
NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会 副部会長 山崎 貞彦
(日本マイクロシステムズ株式会社 代表取締役会長)
なお、プログラムについては、状況に応じて変更させて頂く場合がありますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。
以上